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【リゼロ】リリアナの正体は?伝心の加護や歌の効果も

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会

この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活』の登場人物「リリアナ」について解説します。

リリアナの正体は、水門都市プリステラの歌姫であり、伝心の加護による歌の力で物語に大きな影響を与える存在です。

そんなリリアナのプロフィールや能力、初登場シーンについても詳しく紹介していきます。

※当記事には本編のネタバレが含まれますのでご注意ください
目次

リリアナの基本情報とプロフィール

リリアナ・マスカレードは水門都市プリステラの「歌姫」として知られる吟遊詩人です。

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会

名前: リリアナ・マスカレード
職業: 吟遊詩人
立場: 水門都市プリステラの歌姫
声優: 山根綺
年齢: 22歳
身長: 150cm
誕生日: 不明
特技: 歌唱、リュリーレ(楽器)の演奏、伝心の加護

外見の特徴はテレビ放送で問題に

リリアナは小柄な体型で、身長は約150cmです。

彼女の外見は歌姫としての立場にふさわしく、常に「リュリーレ」という楽器を携えており、人々の目を引く魅力的な容姿をしています。

特徴的なのは、褐色の肌と明るい黄色の髪色です。リリアナの衣装は印象的で、露出度の高い服装が特徴です。

ただし、アニメ第3期では原作の小説よりも露出を抑えた衣装デザインに変更されて、少しだけ問題になりました。

この衣装の変更は、テレビ放送の規制に配慮したものと考えられますが、ファンとしては少し納得のいかない問題でした。

性格はうざい

リリアナの性格は、非常に明るく天真爛漫です。彼女は「ウザ可愛い」と評されることもあり、その独特な魅力で周囲の人々を惹きつけます。

ただしアニメ視聴者の中にはうざいと思う人もいたようです。

リリアナの性格の他の特徴は以下のとおりです。

  1. 常に明るくポジティブな態度で周囲を和ませる
  2. 好奇心旺盛で新しい経験や出会いを積極的に求める
  3. 歌への強い信念を持ち、金銭目的ではなく心から歌う姿勢を貫いている

リリアナはうざいと言われることもありますが、ただうざいだけでなく、純粋さと誠実さを持って周囲の人々から愛される存在になっています。

リリアナの正体とその背景

リリアナの正体は水門都市プリステラの歌姫として知られ、音楽に人生を捧げる情熱的な芸術家です。

リリアナは歌と旅を愛する一族に生まれ、幼少期から音楽の魅力に触れて育ちました。

13歳の時、自由な表現を求めて家族のもとを離れ、一族に伝わるリュリーレという楽器を持って独立します。

この決断の背景には、「歌いたいときに歌いたい歌を我慢して生きるほど、辛いことは自分にはない」という強い思いがありました。

独立後、リリアナは吟遊詩人としての厳しい現実に直面し、貧困を経験しますが、この苦難を通じて吟遊詩人の本質に気づき、真の芸術家として成長していきます。

やがてプリステラで「歌姫」として名を馳せるようになり、多くの人々を魅了する存在となります。

リリアナの伝心の加護と歌の効果

リリアナの歌声は伝心の加護によって、単なる音楽を超えた特別な力を持っており、物語の展開に大きな影響を与えています。

魔女教の憤怒の大罪司教シリウス・ロマネコンティとの戦いでも、リリアナの歌の効果が大きな影響を与えます。

伝心の加護の詳細

リリアナの歌の力の源に伝心の加護があります。

伝心の加護の能力には、言葉を使わずに自分の考えを相手に伝えられるという特徴があります。

歌を通じて人々の心に直接語りかけることができ、さらには歌声が物理的に届かない場所にも、その思いを伝えることができるのです。

この伝心の加護により、リリアナの歌は単なる音楽を超えた強力な感情伝達力を持ちます。

リリアナの歌が聴衆を魅了し短期間でスバルたちやプリシラ、プリステラの人々の心を掴んだのも、この能力があってこそです。

歌の効果と影響力

リリアナの歌には聴く者の心に直接働きかける力があり、その効果は人々の感情や行動に大きな影響を及ぼします。

例えば、リリアナの歌には士気を高める効果があります。困難な状況に直面した人々に勇気を与え、立ち向かう力を引き出します。

また聴衆の感情を巧みに操る力も持っており、必要に応じて人々の心を鎮めたり、逆に高揚させたりすることができます。

特筆すべきは、リリアナの歌が絶望的な状況下でも希望をもたらす力を持っていることです。

水門都市プリステラでの戦いにおいて、彼女の歌声は危機的状況下で住民たちの心を支え、重要な役割を果たしました。

シリウスとの戦いにおける歌の役割

水門都市プリステラでの戦いにおいて、リリアナの歌は憤怒の大罪司教シリウスとの戦いで重要な役割を果たしました。

リリアナの歌の力によってシリウスの精神攻撃を無力化し、混乱する市民たちを救う役割を果たしたのです。

そしてシリウスの権能を無力化したところで、プリシラが1対1で戦いを挑み、シリウスを打倒することに成功しました。

リリアナは直接的な戦闘能力こそありませんが、その歌声が心理的な影響を与えることで戦局を有利に導く重要なサポート役となりました。

リリアナはリゼロ番外編で初登場していた

リリアナは『Re:ゼロから始める異世界生活』のアニメでは、第3期の水門都市プリステラで初登場となりました。

しかし、リゼロの原作小説では、短編集1に収録された『ゼロから始まる英雄譚』で初登場しています。

『ゼロから始まる英雄譚』では、21歳のリリアナが吟遊詩人として、旅をする中でアーラム村に立ち寄る様子が描かれています。

リリアナは自身を「世界でもっとも新しい『伝説』を求めて旅をしています」と紹介し、その姿勢に興味を持ったロズワールによって、ロズワール邸への滞在を許可されることになります。

この短編は、本編の2章と3章の間の出来事として位置づけられており、リリアナがロズワール邸でスバルやエミリアたちと出会い、騒動に巻き込まれる様子が描かれています。

アニメ第3期では初対面の設定になっていた

原作小説では、本編の2章と3章の間(水門都市プリステラに訪れる前)にスバルとリリアナは対面しています。

ですが、アニメでは『ゼロから始まる英雄譚』の部分がカットされており、リリアナとは出会っていない設定となっていました。

水門都市プリステラでのリリアナの初登場シーンでは、聴衆の前で歌うリリアナの姿を見たスバルが「落ち着いて聞いたらひでぇ歌だな、オイ!?」とツッコミを入れてしまい、それがきっかけで歌がストップしてしまいます。

それにより歌声を聴いていた観客たちは激怒。スバルは観客たちから罵声を浴びせられながら踏みつけられることになってしまいます。

リリアナとその他のキャラクターとの関係

リリアナの周囲の人間関係は物語に大きな影響を与えています。特にプリシラ・バーリエルとキリタカとの関係性が注目されます。

プリシラとの関係性

リリアナとプリシラは、水門都市プリステラでの憤怒の大罪司教シリウスとの戦いで協力し、共闘関係を築きました。

リリアナの伝心の加護とプリシラの戦闘能力が組み合わさることで、シリウスの強力な権能に対抗することができたのです。

プリシラはリリアナの能力を高く評価し、リリアナのことを従者として迎えようと提案しましたが、リリアナは自身の生き方を貫くために、この申し出を丁重に断りました。

プリシラの従者になることは、自由な吟遊詩人としての立場を失うことを意味したのです。

プリシラはそんなリリアナの決断を尊重し、従者の誘いを断ったにもかかわらず、逆にその態度を気に入ったようです。

キリタカとの関係性

キリタカはミューズ商会の跡取り息子であり、リリアナに対して強い恋愛感情を抱いています。

その強い恋愛感情に周囲の人間はキリタカのことを「歌姫狂い」と呼びます。

キリタカはリリアナの活動を経済的に支え、彼女の歌を広めるために尽力しています。

一方、リリアナはキリタカの感情に対して鈍感であり、特別な意識を持っていません。

リリアナにとってキリタカは主にサポーター的な存在です。しかし、キリタカの献身的な態度は、リリアナのためなら冷静さを失い、感情的になることもあるほど強いものです。

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