『転生したらスライムだった件』に登場するアゲーラは原初の黄であるカレラに仕える強力な悪魔であり、刀を操る異色の存在です。
アゲーラの正体はテンペストの剣術指南役である、ハクロウの祖父の転生体という驚きの過去も持っています。
アゲーラの強さや能力、カレラとの関係性など詳しく解説していきます。
アゲーラとは?カレラ配下の悪魔

| 名前 | アゲーラ |
| 存在値 | 73万3575 |
| 種族 | 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード) |
| 所属 | 魔国連邦(テンペスト) |
| 声優 | |
| 称号 | 暴君の師匠 |
| 魔法 | 〈真・気闘法〉 |
| 能力 | 究極贈与『刀身変化』 |
| 耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性 |
アゲーラは原初の悪魔の一柱であるカレラに仕える優秀な従者で、誕生してから約三百年しか経っていない近世種の悪魔です。
悪魔族でありながら刀を武器として戦うという、非常に珍しい戦闘スタイルを持っています。
アゲーラの見た目は、金色の斑模様が入った白髪と長く伸ばした白い髭を持っています。服装は異国風の装束を身に纏い、鋭い眼光を放つ熟練の剣士といった風貌が特徴的です。
主君は原初の黄「カレラ」
アゲーラが絶対の忠誠を誓う主君は、原初の黄と呼ばれるカレラです。
カレラは非常に好戦的で苛烈な性格をしており、気まぐれに強大な核撃魔法をぶっ放すほどの暴君として知られています。
アゲーラはカレラの従者であると同時に、カレラに剣を教える師匠という特別な立場も担っています。
気まぐれで暴虐の限りを尽くすカレラの傍に仕え、カレラに助言を与えながら行動を支える重要な役割を持っています。
若輩の悪魔でありながら、カレラから確かな実力を認められ、側近としての地位を確立しました。
アゲーラの性格や特徴
アゲーラの性格は、悪魔族の中では極めて珍しく、非常に思慮深いという特徴があります。
アゲーラは人間以上に礼儀やマナーを重んじる性質があり、戦場においても独自の流儀を大切にしています。
東の帝国との戦争では、撤退を判断した敵陣営に対して猶予を与え、約束を破られて先制攻撃を受けてしまうほど律儀な一面を見せました。
一方で、アゲーラは無類の戦闘好きでもあり、いざ戦闘となれば誰よりも張り切るという熱い闘争心も秘めています。
礼儀正しさと戦闘への渇望を併せ持つ、魅力的な悪魔です。
アゲーラの強さはどれくらい?
アゲーラは近接戦闘において圧倒的な技量を誇り、悪魔族の中でもトップクラスの強さを持っています。
魔法が使えないという弱点を、卓越した剣技によって完全に補っており、格上の敵すらも圧倒します。
300年無敗の子爵級の悪魔
アゲーラはリムルの配下となった時点ですでに、三百年にわたって無敗を誇る子爵級の悪魔でした。
悪魔界では生きた年数によって実力が評価されがちですが、アゲーラは近世種でありながら圧倒的な戦闘センスを持っています。
魔法を使わなくても支配者階級の悪魔を退けるほどの実力を誇ります。
アゲーラの持つ卓越した剣の技量は、魔力に頼る悪魔たちにとって非常に脅威であり、アゲーラの強さを裏付けています。
候爵級の悪魔公(アークデーモン)へ進化
アゲーラはカレラが覚醒進化した際の祝福を受け取り、悪魔公(アークデーモン)へ進化しました。
この祝福によってアゲーラは存在値も大きく上昇して劇的なパワーアップを遂げます。魔王種を凌ぐほどの強大な力を手に入れました。
アゲーラの爵位も子爵級から候爵級へと上がり、存在値は73万を超える数値に達しています。
名付けと祝福を経たアゲーラは、魔国連邦の主力戦力として欠かせない強力な存在へと進化を遂げたのです。
旧魔王級の強さに
アゲーラの強さは進化を経て、かつての旧魔王たちに匹敵するか、それ以上の水準に達しています。
東の帝国との戦争では、近衛騎士団の序列上位に位置する強力な帝国兵ガルシアと対峙しました。
ガルシアは聖人であり、アゲーラ単体では攻撃が通じない強敵でしたが、アゲーラは自らの能力を駆使して戦況を覆します。
エスプリと協力し、アゲーラ自身の技量と力をエスプリに上乗せすることで、旧魔王級の力を持つ敵を一瞬で斬り伏せました。
アゲーラの剣技と戦術眼は、強大な敵を打倒するための最大の武器となっています。
アゲーラの能力やスキル
アゲーラは魔法を使えない代わりに、剣術に特化した独自の能力とスキルを持っています。
その剣技は魔国連邦の中でも最高峰であり、自身の肉体を変化させる強力なスキルも獲得しました。
刀を武器にする珍しい悪魔
アゲーラは悪魔族でありながら魔法を使えず、刀を武器にして戦う非常に珍しい悪魔です。
アゲーラは魔法の代わりに「真・気闘法」と呼ばれる特殊なアーツを用いて戦闘を行います。
真・気闘法は、ハクロウが使用する気闘法をさらに強化したものであり、アゲーラの身体能力と剣の威力を極限まで高めることが可能です。
魔力に頼らず、純粋な剣の腕前と真・気闘法を組み合わせることで、アゲーラはあらゆる敵を圧倒する戦闘力を発揮します。
魔法至上主義の悪魔たちの中で、アゲーラの存在は極めて異端と言えます。
究極贈与(アルティメットギフト)「刀身変化」
アゲーラが東の帝国戦でシエルから与えられた能力が、究極贈与「刀身変化」です。
刀身変化は、アゲーラ自身の肉体を一振りの刀に変化させるという極めて特殊で強力な能力です。
刀となったアゲーラを他者が握ることで、アゲーラの持つ圧倒的なレベルと剣の技量が所持者にそのまま上乗せされます。
エスプリやカレラといった強力な悪魔がアゲーラを武器として使用することで、アゲーラの剣技を完璧に引き出し、尋常ではない強さを発揮します。
刀身変化は、アゲーラ自身の戦闘力を味方に付与する最強のサポートスキルでもあります。
アゲーラの正体はハクロウの祖父の荒木白夜
アゲーラはただの悪魔ではなく、テンペストの仲間であるハクロウと深い血縁関係を持つ存在です。
前世の名前は荒木白夜
アゲーラの正体は、ハクロウの祖父にあたる「荒木白夜」という異世界人が転生した姿です。
荒木白夜は、三上悟(リムル)がいた世界とは別の異世界の日本から、四百年ほど前にやって来た人物です。
異世界に迷い込み、満身創痍だったところを当時のオーガたちに助けられ、オーガの女性との間に子供を儲けました。
その子供から生まれたのがハクロウであり、荒木白夜は剣の極意に至るための修行に人生を捧げてきました。
死後、荒木白夜の武に長けた魂がカレラの元へと集まり、アゲーラとして悪魔に転生を果たしたのです。
荒木白夜は朧流の開祖
アゲーラの前世である荒木白夜は、ハクロウが使う剣術「朧流」の開祖でもあります。
荒木白夜が元々修めていた流派は「朧心命流」という名前でしたが、異世界で魔物に教えるにあたり、「魔物に心命は似合わない」という理由で「朧流」と名を改めました。
荒木白夜は異世界において、自身の孫であるハクロウやテングのカエデなどに朧流の剣技を伝授しました。
アゲーラが魔法を使えず剣技のみで戦うのも、荒木白夜としての魂と剣への執念が色濃く残っているためです。
アゲーラの剣技は、時代を超えて魔国連邦の戦力基盤を支えています。
前世を思い出すも名乗り出ることはない
アゲーラは悪魔に転生した当初、荒木白夜としての前世の記憶を完全に失っていました。
そのため、魔国連邦でハクロウと出会った際も、アゲーラはハクロウに対して全く無反応でした。
しかし、東の帝国戦で究極贈与「刀身変化」を獲得して刀に変化した際、アゲーラはおぼろげながら前世の記憶を思い出します。
記憶を取り戻したアゲーラですが、「今更死んだ人間が迷い出ても」と考え、ハクロウに対して自らが祖父であることを名乗り出ることはありませんでした。
アゲーラは静かにカレラの従者として、そして剣の師匠として生きる道を選んでいます。
アゲーラの初登場はいつ?漫画・アニメ・原作の登場シーン
アゲーラが物語の中でいつ登場するのか、各メディアでの初登場シーンを整理して紹介します。
原作小説での初登場
原作小説におけるアゲーラの初登場は、書籍版の第11巻となります。
ディアブロが原初の悪魔であるテスタロッサ、ウルティマ、カレラの三柱をテンペストへスカウトした際、アゲーラはカレラの従者として同行してきました。
リムルに謁見して名付けを受けたことで、アゲーラは正式に魔国連邦の配下として活動を開始します。
登場直後から、アゲーラは暴走しがちなカレラをたしなめる苦労人としての姿を見せ、読者に強い印象を与えました。
東の帝国戦では、アゲーラの剣術の腕前と前世の秘密が明かされ、さらに大きな注目を集めました。
漫画版での初登場
漫画版の『転生したらスライムだった件』において、アゲーラは単行本の第31巻以降の展開で初登場を果たします。
ディアブロが原初の悪魔たちをテンペストへ連れてくるエピソードに合わせて、カレラに付き従う老人の悪魔としてアゲーラの姿が描かれます。
漫画版では、アゲーラの白髪と白い髭、異国風の装束といったビジュアルが詳細に表現されています。
また、カレラやエスプリの自由奔放な行動に対して頭を抱えるアゲーラの苦労人としての表情も豊かに描かれており、アゲーラの魅力が視覚的に伝わりやすくなっています。
アニメでの初登場
アニメ版『転生したらスライムだった件』において、アゲーラは今後の第4期の放送で本格的に登場します。
第三期までのアニメの物語では、まだディアブロが原初の悪魔たちを勧誘するエピソードに到達していないため、アゲーラの出番はありません。
ただし、スピンオフアニメ『コリウスの夢』ではカレラが先行して登場したため、アゲーラの登場も近いと期待されています。
アニメ第4期が放送されれば、アゲーラが刀を振るうスタイリッシュな戦闘シーンや、カレラに振り回される姿が豪華な映像とともに楽しめるでしょう。
アゲーラとカレラの関係
アゲーラと主君であるカレラの間には、単なる主従関係を超えた深い絆と信頼が存在します。
暴君と称されるカレラと、カレラを支えるアゲーラの独特な関係性を紹介します。
称号は暴君の師匠
アゲーラはカレラに仕える従者であると同時に、カレラから「暴君の師匠」という特別な称号を与えられています。
これは、アゲーラがカレラに対して剣術を指南しているためであり、カレラはアゲーラの卓越した技量を高く評価しています。
カレラは本来、魔法至上主義の悪魔でしたが、アゲーラが魔法を使わずに戦いで活躍する姿を見て、剣の技量に興味を持つようになりました。
アゲーラから朧流の剣術を学んだカレラは、免許皆伝の腕前にまで成長しています。
アゲーラはカレラにとって、実力を認め尊敬できる数少ない存在なのです。
暴走するカレラのストッパー役
アゲーラはカレラの師匠として、暴虐の限りを尽くすカレラを諫める重要なストッパー役を担っています。
カレラは気まぐれで非常に危険な行動をとることが多く、放っておくと世界を崩壊に導きかねません。
そのため、アゲーラは常にカレラの傍に控え、カレラが暴走しないように必死に抑える役割を果たしています。
しかし、同僚のエスプリがカレラを全肯定して増長させるため、アゲーラは常にエスプリに苛立ちを感じながら、一人でカレラの尻拭いをする苦労を抱え込んでいます。
アゲーラの存在があってこそ、カレラ陣営のバランスが保たれているのです。
まとめ
本記事では『転生したらスライムだった件』に登場する悪魔族のアゲーラについて解説しました。
アゲーラはカレラに仕える従者でありながら、魔法を使わずに刀で戦う卓越した剣技を持つ悪魔です。
前世がハクロウの祖父である荒木白夜という驚きの事実や、究極贈与「刀身変化」を用いた圧倒的なサポート能力もアゲーラの大きな魅力です。
カレラとエスプリに振り回される苦労人なアゲーラの今後の活躍にも、ぜひ注目してみてください。

