【杖と剣のウィストリア】エルノールとは?強さや魔法を解説!

『杖と剣のウィストリア』に登場するエルノール・リヨス・アールヴは、魔導士の頂点「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」の一人です。

エルフの王女であり、気高く冷徹な立ち振舞いが多いですが、側近の2人とはコミカルなやり取りをする一面も持ちます。

この記事では、エルノールの正体や強さ、イグノールら周囲との関係性を詳しく解説していきます。

※当記事には本編のネタバレが含まれますのでご注意ください
目次

エルノール・リヨス・アールヴとは?

©大森藤ノ・青井聖・講談社/杖と剣のウィストリア
種族エルフ
年齢74歳(魔導士の年齢に置き換えると約15歳)
身長154C
誕生日アレゼルの月 二の日(現実世界の6月2日に相当)
好きなもの乳兄妹と一勝に読んだ妖精物語群、リザンス産の書物(特に覆面作家リーファの恋愛小説)
嫌いなものイグノール以外の男、ゼオ、キャリオット、ドワーフ全般
恐怖の存在現エルフの女王
ダンジョン到達階層41層
装備妖聖の杖(エルリーフ・カナン)、妖精王の聖衣
スキル魔導士、エルフ問わず、ほぼ全ての魔法・並行詠唱・超遠隔魔法・聖賢(エルヴァル)の眼
声優雨宮天

エルノールは魔導士の頂点「至高の五杖」の一人で、妖聖の派閥を率いる「妖聖の杖(エルリーフ・カナン)」です。

緑色の髪と長い耳が特徴的のエルフの少女で、あらゆる魔法を使いこなす最上位妖精優種(グランドハイエルフ)です。

他種族を見下す冷徹な性格ですが、幼馴染のイグノールには歪んだ執着を見せる一面もあります。

至高の五杖(マギア・ヴェンデ)の1人|妖聖の杖(エルリーフ・カナン)

エルノールは魔法界の最高戦力である「至高の五杖」の一角を担い、「妖聖の杖(エルリーフ・カナン)」の称号を持つ実力者です。

妖聖の派閥を統括しており、ダンジョンの到達階層は41層にまで及びます。

至高の五杖のまとめ役を担うキャリオットが不在の際には、アロンに代わって議論を主導することもありますが、基本的には自分以外の同僚を「劣種」と見下す傲慢な態度を取っています。

また、その魔法技術や魔力量は他の至高の五杖に引けを取らず、若くして最高峰の座に君臨し続けているのです。

ハイエルフ(エルフの王女)

エルノールはただのエルフではなく、エルフの王女です。種族の中でも特別なハイエルフの血筋を引いています。

王女としての気高さと排他性を前面に出しており、他種族とは相容れない冷徹な仮面を被って振る舞っています。

しかし、側近であるフィルヴィスやレフィーヤとのやり取りでは、時折漫才のようなコミカルな一面を見せたり、周囲に気づかれないよう微かに笑みを浮かべたりすることもあります。

厳しい態度の裏には、王女という立場ゆえの本心を隠さざるを得ない孤独な背景が隠されているのです。

エルノールの強さや能力は

彼女はほぼ全ての魔法を使いこなし、並行詠唱や超遠隔魔法、聖賢の眼といった高度なスキルを保持しています。

魔力量は至高の五杖の中でも随一で、圧倒的な魔法技術を誇る最強クラスの魔導士です。

あらゆる魔法を使いこなす最上位妖精優種(グランドハイエルフ)

エルノールは「最上位妖精優種(グランドハイエルフ)」として、あらゆる属性の魔法を使いこなすことができます。

通常の魔導士は1つの属性のみを扱い、稀に二属性以上の適正を持つ者がおり複数属性者(ムルトス)と呼ばれています。

エルフは複数属性の魔法を扱うことに秀でていますが、エルノールは他のエルフと一線を画すほどの魔法を扱うことができます。

幻想魔法で王の森を創り出す

エルノールが扱う幻想魔法は「幻想を実体化させる」ことができる極めて強力な魔法です。

未熟だった頃のイグノールが単なる幻影しか生み出せなかったのに対し、エルノールは幼い頃から「王の森」のような広大な空間や事象を現実に具現化できました。

この幻想魔法はエルフだけが扱える魔法ですが、エルノールはその中でも最上位の力を持っています。

超遠隔魔法で塔の上から魔法を放つ

エルノールは「超遠隔魔法」を駆使することで、魔法使いの塔(メルセデス・カリウス)の最上階から地上に向けて魔法を放つことができます。

破滅の書(ゴーティア)が攻めてきたときは、地上にいるイグノールの首輪から遠隔魔法陣を発動し、特大の幻想魔法「レア・ラーヴァテイン」を発動しました。

通常なら、狙撃どころか魔法の発動もできないような距離ですが、エルノールは平然とやってのけます。

エルノールの使用した魔法「レア・ラーヴァテイン」

エルノールは王の森を創出するほどの幻想魔法に加え、あらゆる属性の魔法を使いこなします。

作中では魔法円から無数の巨大な炎の柱を突き出す広範囲殲滅魔法「レア・ラーヴァテイン」を発動しました。

レア・ラーヴァテインの詠唱はダンまちと共通

「レア・ラーヴァテイン」は原作者の他作品『ダンまち』の登場人物「リヴェリア・リヨス・アール」が使用する詠唱と共通しています。

作中では、10ページ以上にわたる長文詠唱と共に披露されました。

【レア・ラーヴァテインの詠唱文】
間もなく、焔(ひ)は放たれる。忍び寄る戦火、免(まぬが)れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり。ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣ーー我が名はアールヴ

エルノールと関係の深い人物

彼女は乳兄妹のイグノールに嗜虐的な執着を見せ、側近のフィルヴィスやレフィーヤとは漫才のような信頼関係を築いています。

またエルファリアとは過去の因縁があるライバルであり、常に喧嘩腰で接しています。

イグノールとは乳兄妹

イグノール・リンドールとは幼馴染の乳兄妹であり、エルノールは彼に対して非常に複雑で歪んだ感情を抱いています。

かつて無能と蔑まれていた彼を自身の元から引き離しましたが、派閥入りしたイグノールに対しては「調教の首輪」を付けるなど、嗜虐的な執着を見せています。

しかし、エルノールのプロフィールの「好きなもの」に彼と一緒に読んだ物語が挙げられていることから、その厳しさは愛情の裏返しである可能性が高いです。

側近はレフィーヤとフィルヴィス

エルノールの傍らには常に側近としてエルフのフィルヴィスとレフィーヤが仕えており、主従を超えた深い絆で結ばれています。

普段は冷徹なエルノールを二人で揶揄ったり、逆に彼女から無茶振りをされたりと、賑やかなやり取りを見せることが多いです。

レフィーヤとフィルヴィスはエルフの選民思想に辟易しており、プライドを捨てて努力するイグノールの姿勢を正当に評価するなど、主君の良き理解者として支えています。

エルファリアに氷魔法限定の勝負で敗北

エルノールは、至高の五杖の一人であるエルファリアと過去に氷魔法限定の決闘を行い、敗北した経緯があります。

この一件から彼女を強くライバル視しており、「馬鹿女」や「怠惰女」と呼んで常に喧嘩腰で接していますが、実力自体は認めている節があります。

ゼオとの対決でエルファリアが押されていた際には、不機嫌になるなど、同格の魔導士としての奇妙な連帯感も見せています。

まとめ

エルノール・リヨス・アールヴは、至高の五杖の一人として圧倒的な魔力と技術を誇るハイエルフの王女です。

他種族を見下す傲慢な態度の裏で、乳兄妹のイグノールへの執着や側近たちとの信頼関係など、非常に人間味あふれる複雑な内面を持っています。

エルファリアらとの因縁や塔での活躍を含め、物語の鍵を握る彼女の動向には今後も目が離せません。

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