『転生したらスライムだった件』に登場する悪魔族のモスについて解説します。
モスは原初の白であるテスタロッサの配下として活躍する強力な悪魔です。見た目は可愛らしい少年ですが、実は原初の悪魔に次ぐトップクラスの実力を持っています。
本記事では、モスの強さやユニークスキル、初登場シーンやテスタロッサとの関係性などまとめました。
モスとは?テスタロッサ配下の悪魔

| 名前 | モス |
| 存在値 | 107万9397 |
| 種族 | 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード) |
| 所属 | 魔国連邦(テンペスト) |
| 声優 | |
| 称号 | 女帝の腹心 |
| 魔法 | 〈暗黒魔法〉〈元素魔法〉 |
| 能力 | ユニークスキル『採集者(カリトルモノ)』 |
| 耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性 |
モスは原初の白であるテスタロッサに仕える非常に強力な悪魔です。悪魔界の大公爵であり、数万年もの長きにわたって無敗を誇る驚異的な存在でもあります。
モスの見た目は、小学5年生や6年生くらいの幼い少年の姿をしています。
可愛らしい外見とは裏腹に、悪魔の中でも長く生きている先史種の大悪魔であり、数万年単位の時を生き抜いてきました。
原初の白「テスタロッサ」の腹心
モスは原初の白であるテスタロッサに絶対的な忠誠を誓う優秀な腹心です。
ディアブロによってテンペストへと半ば強制的に勧誘される以前から、長きにわたりテスタロッサに仕え続けてきました。
テスタロッサの理不尽な命令やわがままにも文句を言わず、命を奪われないように必死で雑用をこなしています。
有能な副官として、テスタロッサが西方諸国評議会の外交武官を務める際には、シエンと共に付き従いました。
テスタロッサを支える上で、モスの存在は非常に大きなものとなっています。
モスの性格や特徴
モスの性格は、上位の存在には非常に従順である一方、下位の存在には横柄な態度をとるという二面性が特徴です。
テスタロッサの眷属ゆえの誇り高さや気まぐれさを受け継いでいる部分があります。
また、数万年も敗北を知らない強者でありながら、気まぐれな主人の前では常に怯えながら仕えるという人間臭い苦労人でもあります。
情報収集から戦闘まであらゆる任務を完璧にこなす有能さを持っています。
強さと賢さを兼ね備えつつも、主人の気分次第で仕置きを受ける不憫なキャラクター性が魅力です。
モスの強さはどれくらい?
モスの強さは、リムル配下の悪魔族の中でもトップクラスの実力を誇ります。
魔国連邦の幹部たちと比較しても引けを取らない戦闘能力と魔素量を持ち合わせており、まさに大幹部級の実力者と言えます。
原初を除く悪魔の中で最上位の強さ
モスの強さは、原初の悪魔たちを除けば悪魔界で最上位にして最強の存在とされています。
最古の魔王であるギィからも、原初の悪魔に次ぐ実力者として高く評価されるほどです。
強力な武器である神話級のチャクラム「ループアニュラス」を装備しており、武器の力も合わせると存在値は250万という凄まじい数値に達します。
必殺技は自らの肉体を媒体にして発動する暗黒魔法「インフィニットイーター」であり、相手のエネルギーを奪い取って吸収する凶悪な技で敵を確実に撃破します。
上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード)へ進化
モスはディアブロに連れられてテンペストへやって来た時点では、上位魔将(アークデーモン)という階級でした。
上位魔将の段階でも圧倒的な強さを誇っていましたが、リムルから名付けを受けたことにより、さらに上位の存在である悪魔公(デーモンロード)へと進化を果たします。
この名付けと進化によって、モスの魔素量は大幅に増加し、戦闘能力も飛躍的に向上しました。
大公級の悪魔公となったモスは、テンペストの強大な軍事力や情報収集能力を支える上で欠かせない重要な戦力となりました。
テスタロッサの進化で覚醒魔王級の強さに
主であるテスタロッサが東の帝国との戦争で得た魂により、悪魔王(デヴィルロード)へと覚醒進化を果たしました。
テスタロッサと魂の系譜で繋がっているモスもその祝福(ギフト)を受け取り、さらなる進化を遂げます。
種族の階級こそ悪魔公のままでしたが、祝福によってモスの魔素量は大きく上昇し、なんと覚醒魔王クラスに匹敵するほどの強大な力を手に入れました。
一介の従者でありながら覚醒魔王級の力を持つモスの存在は、魔国連邦の戦力がいかに規格外であるかを物語っています。
モスの能力やスキル
モスは戦闘能力だけでなく、情報収集に特化した非常に優秀なスキルを保有しています。
テンペストの諜報部隊として、広範囲にわたる情報網を構築し、各国の動向や機密情報を正確に把握することが可能です。
ユニークスキル「採集者(カリトルモノ)」
モスが保有するユニークスキルは「採集者(カリトルモノ)」と呼ばれる極めて汎用性の高い能力です。
このスキルの最大の強みは、自分自身の分身体を極小サイズにして大量に生成し、世界各地へ自由に飛ばすことができる点です。
分身体が見聞きした情報はリアルタイムで本体のモスに共有されるため、一度に広範囲の状況を正確に監視することが可能です。
次元が断絶された異空間であっても情報収集が可能であり、他国の機密情報まで容易に手に入れられる反則級の諜報能力となっています。
ソウエイと共に諜報員として活躍
モスの圧倒的な情報収集能力は、テンペストの御庭番であるソウエイからも高く評価されています。
モスはソウエイと協力して諜報活動を行うことが多く、周辺国の情勢把握や敵対勢力の監視などにおいて絶大な成果を上げています。
東の帝国との戦争では、複数の敵艦の内部を分身体で同時に監視し、的確な情報を味方に送り続けて戦術面で大きく貢献しました。
強大な核撃魔法を放つテスタロッサたちが存分に暴れられるのも、裏方としてモスが完璧な情報支援を行っているおかげと言えます。
モスの初登場はいつ?漫画・アニメ・原作の登場シーン
『転生したらスライムだった件』の物語において、モスがどのタイミングで登場するのか。
ここでは、原作小説、漫画版、そしてアニメ版におけるモスの初登場シーンについて解説します。
原作小説での初登場
原作小説におけるモスの初登場は、書籍版の第11巻となります。
ディアブロがテスタロッサ、カレラ、ウルティマの原初の悪魔3柱をテンペストへスカウトした際、テスタロッサの従者としてモスも同行してきました。
リムルに謁見し、名付けを受けたことで正式に魔国連邦の配下として活動を開始します。
登場直後は情報収集などの裏方任務が中心でしたが、第19巻での東の帝国戦にてようやく本格的な戦闘シーンがお披露目され、モスの圧倒的な強さが読者に示されることになりました。
漫画版での初登場
漫画版の『転生したらスライムだった件』において、モスは単行本の第31巻で登場しました。
ディアブロが原初の悪魔たちをテンペストへ連れてくるエピソードが描かれるタイミングで、テスタロッサの有能な副官としてモスが姿を現します。
漫画版では、モスの幼く可愛らしい少年の外見や、テスタロッサに対して冷や汗を流しながら従う苦労人としての描写が視覚的に表現されており、モスのキャラクター性がより分かりやすく伝わるようになっています。
アニメでの初登場
アニメ版『転生したらスライムだった件』では、第4期の放送においてモスが本格的に登場します。
第3期までのアニメの物語では、まだディアブロが原初の悪魔たちを勧誘するエピソードまで到達していないため、モスの活躍は描かれていません。
アニメ第4期が放送されれば、可愛らしい少年の姿をした大悪魔であるモスの動く姿や、ユニークスキルを駆使して情報収集を行う優秀な働きぶりを、豪華な映像と声優の演技とともに楽しめるようになるでしょう。
テスタロッサとモスの関係
原初の白であるテスタロッサと、その従者であるモスの間には、一般的な主従関係とは少し異なる特異な関係性が存在します。
気まぐれな主人と有能な部下という、面白くも少し不憫な二人のやり取りを紹介します。
テスタロッサに酷使される苦労人
モスはテスタロッサから非常に頼りにされていますが、その有能さゆえに様々な雑用や無茶振りを押し付けられる苦労人でもあります。
テスタロッサが少しでも機嫌を損ねると命の危険があるため、モスは冷や汗をかきながら必死に主人の命令に応え続けています。
リムルがモスを褒めた際にテスタロッサが嫉妬する素振りを見せた時も、モスは全力で縮み上がっていました。
長い年月を共に過ごしてきた二人ですが、ブラック企業も驚くほどの過酷な労働環境でモスが酷使されている関係性が窺えます。
モスとシエンの関係性
シエンもまた、モスと同じくテスタロッサに仕える優秀な悪魔であり、二人は同僚の関係にあります。
モスが情報収集や軍事行動などの実務を中心に行うのに対し、シエンは書記官として書類仕事や西方諸国評議会での政治的調整を担当しています。
シエンは悪魔界での経験が浅いため、テスタロッサに名前を呼ばれただけで感涙するほど従順であり、モス以上の苦労人として必死に仕事に励んでいます。
互いに気まぐれな主人に仕える者同士として、それぞれが独自の役割を全うしています。
まとめ
本記事では『転生したらスライムだった件』に登場する悪魔族のモスについて解説しました。
モスはテスタロッサに仕える大公爵級の悪魔であり、可愛らしい見た目とは裏腹に覚醒魔王級の強さを持つ実力者です。
ユニークスキル「採集者」を用いた情報収集能力は圧倒的であり、魔国連邦の諜報部隊として欠かせない存在となっています。
テスタロッサに振り回される不憫な姿も魅力のモスを、ぜひ今後の物語でも注目してみてください。

