『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する魔女教大罪司教のレグルス・コルニアスには、多数の妻が存在します。
レグルスの妻たちは、物語の中で非常に重要な役割を担っています。
この記事では、レグルスの妻の正体や、水門都市プリステラでの戦いのその後にどうなったのかを解説します。
レグルスの妻とは?基本情報を解説

レグルスの妻たちは、ただの配偶者ではありません。
レグルスの妻たちは、レグルスの狂気と自己顕示欲の犠牲となった、とても悲劇的な境遇の女性たちです。
レグルス・コルニアスとはどんな人物?
レグルス・コルニアスは、魔女教の大罪司教であり「強欲」を担当する人物です。
レグルスは白髪と白装束が特徴的な、一見すると平凡で整った顔立ちの青年です。
レグルスは自らを「無欲な平和主義者」と称し、満たされた存在であると主張しています。
しかし、レグルスの本性は極めて自己中心的であり、自分の権利や価値観を他人に押し付ける承認欲求の塊です。
レグルスは少しでも自分の思い通りにならないと、他人が自分の権利を侵害したと主張し、激しく癇癪を起こします。

レグルスの妻とはどんな存在なのか
レグルスの妻とは、レグルスによって無理やり集められた被害者の女性たちのことです。
レグルスは気に入った女性を見つけると、相手の家族や恋人を殺害し、力ずくで奪い去って妻にしてきました。
レグルスの妻たちは、レグルスからの愛情を一切受けておらず、人間として扱われていません。
レグルスは妻たちの名前を奪い、番号で呼ぶことを強要しています。
さらに、レグルスは妻たちが感情を表に出すことを禁じ、常に無表情でいることを命令しています。
レグルスの妻たちは、逆らえばすぐに殺されてしまうという恐怖に縛られ、感情を殺して従順な人形のように振る舞うしかありませんでした。
妻を集める理由と歪んだ価値観
レグルスが妻を集める理由は、レグルス自身の自己顕示欲と承認欲求を満たすためです。
レグルスは美しい女性たちを周囲に侍らせることで、自分が優れた人間であると誇示しようとしています。
レグルスが花嫁に求める条件は、「顔が可愛いこと」と「処女であること」の二つだけです。
レグルスにとって妻は自分を飾るための所有物にすぎず、妻たちの内面や性格には全く興味がありません。
また、処女にこだわる理由は、他の男性と比較されてレグルス自身が傷つくことを極端に恐れているからです。
レグルスは他者との本当の関わりを嫌悪しており、妻をただの装飾品として利用しているのです。
レグルスの能力と妻たちの関係
レグルスが作中で最強クラスの力を持つ最大の理由は、レグルスが持つ恐ろしい権能にあります。
そして、このレグルスの無敵の能力の秘密には、多数存在する妻たちが深く関わっているのです。
レグルスの権能「強欲」の能力
レグルスは「強欲」の魔女因子を取り込んでおり、二つの強力な権能を行使することができます。
一つ目の権能は「獅子の心臓」と呼ばれ、レグルス自身やレグルスが触れた物の時間を停止させる能力です。
時間を停止させた肉体はあらゆる物理法則の干渉を受けなくなるため、いかなる攻撃も通用しない無敵の盾となります。
また、時間を止めた砂や水を投げつけることで、すべての障害物を貫通する絶対的な攻撃手段にもなります。
しかし、「獅子の心臓」の発動中はレグルス自身の心臓も停止してしまうため、長期間使い続けるとレグルスは死んでしまうという致命的な弱点があります。
妻が存在することで無敵になる仕組み
レグルスは「獅子の心臓」の弱点を克服するために、「小さな王」というもう一つの権能を使用しています。
「小さな王」は、他者の心臓にレグルスの疑似心臓を寄生させるという極悪な能力です。
レグルスは、自分の妻として囲っている女性たちにこの疑似心臓を植え付けています。
妻たちの心臓が動いている限り、レグルス自身の心臓が停止していても、レグルスは死ぬことがありません。
これにより、レグルスは時間制限なしで「獅子の心臓」を発動し続け、完全な無敵状態を維持できるのです。
レグルスの妻たちは、知らず知らずのうちにレグルスの命を支えるための道具として利用されていました。
シルフィ(184番の妻)とは?

シルフィは、レグルスが所有する多数の妻たちの中で、物語において特に重要な役割を果たした女性です。
シルフィの存在は、無敵を誇るレグルスの権能を打ち破るための非常に大きな鍵となりました。
シルフィ(184番の妻)のプロフィール
シルフィはレグルスの妻の一人であり、作中では主に「184番」という番号で呼ばれていました。
シルフィは20代の女性で、理不尽に集められた妻たちの中でまとめ役を担っていました。
シルフィがまとめ役をしていた理由は、他の妻たちがレグルスの機嫌を損ねて殺されないように守るためです。
シルフィも他の妻と同様に、レグルスによって強引に攫われてきた被害者の一人でした。
シルフィはレグルスに対して強い憎しみと殺意を抱いていましたが、生き延びるために感情を押し殺していました。
シルフィは絶望的な状況の中でも優しさを失わず、他の妻たちを思いやる心を持った芯の強い女性です。
シルフィ(184番の妻)とエミリアの関係
シルフィとエミリアは、水門都市プリステラでレグルスがエミリアを誘拐した際に出会いました。
シルフィは捕らえられたエミリアの世話を任され、エミリアと密かに言葉を交わすようになります。
最初は心を閉ざしていたシルフィでしたが、エミリアの真っ直ぐな言葉や、自分たちを助けたいというエミリアの強い思いに心を動かされます。
エミリアが「あなたたちが助けてほしいと叫んでいるのがわかる」と伝えたことで、シルフィはついに本音を打ち明けました。
シルフィは自分の本当の名前をエミリアに教え、他の妻たちと共にレグルスを倒すためにエミリアに協力することを決意したのです。
レグルスの妻はエミリアに殺された?
レグルスの妻たちがエミリアの手によって殺されたのではないかと疑問を持つ人がいます。
結論から言うと、エミリアはレグルスの妻たちを一人も殺しておらず、全員の命を救っています。
妻を盾にするレグルスの外道行為
水門都市プリステラの戦いで、スバルとラインハルトがレグルスを追い詰めました。
レグルスは無敵の能力を誇っていましたが、権能の仕組みをスバルに見破られそうになります。
するとレグルスは、戦闘の場にいた大勢の妻たちを人質として利用し始めました。
レグルスは、妻たちを攻撃の盾にすることでスバルとラインハルトの動きを封じようとしたのです。
自分の命を守るために、無抵抗な妻たちを平気で犠牲にしようとするレグルスの行動は、まさに外道そのものでした。
妻たちはレグルスの弱点であると同時に、レグルスにとっていつでも切り捨てられる使い捨ての防具だったのです。
レグルスを倒すために氷漬けにする
レグルスを倒すためには、妻たちに寄生している疑似心臓の動きを止める必要がありました。
疑似心臓の宿主が死ねば別の妻に心臓が移動するため、すべての妻の心臓を同時に止めるしかありません。
妻たちは自ら命を絶つことでレグルスを倒そうとしますが、エミリアは妻たちの自殺を全力で止めました。
エミリアは妻たちを殺さずに心臓を止める方法として、魔法を使って妻たち全員を氷漬けにしたのです。
妻たちを仮死状態にすることで心臓の鼓動を止め、レグルスの「小さな王」の能力を完全に無力化しました。
エミリアの機転により、妻たちの命を奪うことなくレグルスを打ち倒すことができました。
レグルスの妻のその後はどうなった?
レグルスがスバルとラインハルトの手によって討伐された後、残された妻たちの運命はどうなったのでしょうか。
解放された妻たちのその後の生活や、シルフィの驚きの就職先について詳しく紹介していきます。
妻たちは氷漬けから解放されたのか
エミリアの氷結魔法によって仮死状態となっていた妻たちですが、レグルスとの戦いが終わった後、無事に氷を解かれました。
氷漬けにされたことによる深刻な後遺症もなく、レグルスの妻たちは全員が無事に生還することができました。
レグルスが死亡したことで、妻たちは長年縛られてきた恐怖の支配からようやく解放されたのです。
妻たちはもはや感情を押し殺す必要もなくなり、自分たちの意志で生きていく自由を手に入れました。
レグルスに奪われていた自分たちの名前を取り戻し、一人の人間としての新しい生活をスタートさせることができたのは、エミリアの活躍のおかげです。
ロズワール邸でメイドとして働くことに
レグルスから解放された後、シルフィのその後の足取りが作中で描かれています。
シルフィはなんと、エミリアたちが拠点としているロズワール邸で、メイドとして働くことになりました。
スバルたちがヴォラキア帝国へ向かっている間、ロズワール邸の管理はシルフィたちに任されていました。
シルフィはレグルスの妻であった「コルニアス」という姓を捨て、「シルフィ・エルマート」と名乗っています。
シルフィはメイドとしての仕事を完璧にこなし、屋敷の隅々まで行き届いた掃除を行っていました。
かつてレグルスの妻として苦痛の日々を送っていたシルフィは、今では新しい職場で生き生きと働いています。
エミリアに忠誠を誓うようになる
シルフィがロズワール邸で働くようになった最大の理由は、エミリアに対する深い感謝と忠誠心からです。
シルフィは「私の心の主はエミリア様以外におりません」と断言するほど、エミリアを強く敬愛しています。
シルフィとエミリアが直接過ごした時間はごく僅かでしたが、エミリアはシルフィたちの命と心を救ってくれました。
シルフィにとって、エミリアは自分たちを地獄から救い出してくれた絶対的な恩人なのです。
ロズワール邸で働くレムがシルフィの思い入れの強さに驚く場面もありましたが、シルフィの忠誠心は揺るぎません。
シルフィはエミリアのために尽くすことを、自身の新たな生き甲斐としています。
レグルスの妻は何人?作中で語られた人数
レグルスがこれまでに集めてきた妻の総数は、常軌を逸した非常に驚くべき人数にのぼります。
作中で明かされた妻の正確な人数と、なぜそれほどまでに妻の数が増え続けてしまったのかを詳しく解説します。
レグルスの妻は79人以上存在する
レグルスがこれまでに娶った妻の総数は、死亡した者も含めると「291人」に達します。
水門都市プリステラでスバルたちと対峙した時点で、レグルスの傍にいた妻の数は「53人」でした。
レグルスは妻たちを番号で管理しており、シルフィは184番目の妻です。
また、レグルスはエミリアを「79番目」の妻として迎え入れようとしました。
79番が長年欠番になっていた理由は、かつてレグルスがエミリアの養母であるフォルトナを79番目の妻にしようとして失敗したためです。
レグルスはフォルトナの面影を持つエミリアを見つけ、強引に空席の79番に当てはめようとしました。
妻たちはなぜ増え続けたのか
レグルスの妻が291人という異常な数まで増え続けた理由は、レグルスが妻たちを次々と殺害してきたからです。
プリステラにいた53人以外の238人の妻たちは、すでにレグルスの手によって命を奪われていました。
レグルスは少しでも自分の機嫌を損ねたり、指示に背いたりした妻を、容赦なく惨殺します。
また、レグルスは「顔の良さ」を絶対条件としているため、年齢を重ねて美貌が衰えた妻も殺害して処分していました。
妻を失えば、レグルスはまた新しい女性を誘拐してきて妻の枠を補充します。
このように妻を使い捨ての道具として扱っていたため、犠牲者の数は増え続ける一方だったのです。
レグルスの最初の妻とは?幼馴染の存在
冷酷非道なレグルスにも、大罪司教になる前に「最初の妻」と呼べる存在がいました。
レグルスの過去と、最初の妻にまつわる悲しいエピソードは、レグルスの異常な性格を形成する大きな要因となっています。
最初の妻は幼馴染だった
レグルスが最初に妻として選んだのは、レグルスと同郷の村で育った幼馴染の女性でした。
その女性はとても美しい容姿をしていましたが、レグルスに対して恋愛感情は持っていませんでした。
魔女因子を取り込んで強大な力を得たレグルスは、女性の家族や村人を皆殺しにし、心を壊して無理やり最初の妻にしました。
しかし、家族を殺されたショックと歪んだ結婚生活により、最初の妻は一切の感情を失い、常に無表情になってしまいます。
レグルスは最初の妻に対しては珍しく甲斐甲斐しく世話をしていましたが、最終的に妻はレグルスとの生活に耐えきれず、レグルスの目の前で自ら命を絶ってしまいました。
レグルスが歪んだ理由
レグルスの性格が極端に歪んだ根底には、幼少期からの異常な被害妄想がありました。
レグルスは恵まれない家庭で育ちましたが、家族からは確かな愛情を注がれていました。
しかし、レグルスは家族からの愛情や善意すらも「自分を見下している哀れみだ」と受け取り、強い不満を抱えていたのです。
さらに、最初の妻が自害する直前に見せた行動が、レグルスの心に決定的なトラウマを植え付けました。
最初の妻は「これでお前は一人ぼっちだ」という言葉を残し、レグルスを嘲笑うかのような笑顔を見せて死んでいったのです。
この出来事が、レグルスの他者への憎悪と自己愛をさらに暴走させる原因となりました。
妻を集めるようになったきっかけ
最初の妻が自分を嘲笑って死んだ事実を受け入れられなかったレグルスは、自己正当化に走ります。
レグルスは「妻の務めを果たせなかった女を許してやる慈悲深い夫」というポーズをとるため、最初の妻の遺体を埋葬し墓を作りました。
その後、レグルスは最初の妻が見せた最後の「笑顔」がトラウマとなり、新しく集めた妻たちには「美貌が損なわれるから」という理由で笑顔を禁止し、無表情を強要するようになります。
レグルスは他者からの哀れみを防ぎ、自分が満たされた高等な人間だと周囲に誇示するために、美しい女性を次々と誘拐しては妻として周囲に飾るという狂気の行動を繰り返すようになったのです。
まとめ
『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場するレグルスの妻たちは、レグルスの強大な権能と歪んだ自己顕示欲の犠牲となった悲劇の女性たちです。
レグルスは自らの無敵を維持するために妻たちに疑似心臓を寄生させ、感情を奪って道具のように扱いました。
しかし、エミリアとスバルの活躍により、シルフィをはじめとする妻たちは命を落とすことなく解放されました。
今ではシルフィのようにエミリアに忠誠を誓い、新たな人生を歩み始めている妻もいます。

