『転生したらスライムだった件』に登場し、原初の白であるテスタロッサの配下として活躍するのがシエンです。
シエンは有能で万能な悪魔です。戦闘能力だけでなく、書類仕事などの裏方業務も完璧にこなします。
シエンの強さやユニークスキル、テスタロッサとの少し不憫な関係性などを紹介していきます。
シエンとは?テスタロッサ配下の悪魔

| 名前 | シエン |
| 存在値 | 28万6596 |
| 種族 | 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード) |
| 所属 | 魔国連邦(テンペスト) |
| 声優 | |
| 称号 | 女帝の書記官 |
| 魔法 | 〈暗黒魔法〉〈元素魔法〉 |
| 能力 | ユニークスキル『記録者(オボエルモノ)』 |
| 耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効 |
シエンはテスタロッサの右腕として常に付き従う悪魔です。数百年以上の時を生きる近世種に分類される大悪魔です。
悪魔としてはまだ若い部類に入りますが、原初の本流に限りなく近い特別な個体として、何度かの転生を繰り返してきました。
魔国連邦においてはテスタロッサの補佐を務めつつ、優秀な頭脳を活かして書記長という重要な役職を任されています。
ミョルマイルとも飲み友達になるなど、社交的な一面も持っています。
原初の白「テスタロッサ」の書記官
シエンは原初の白であるテスタロッサに絶対的な忠誠を誓う「女帝の書記官」です。
気まぐれで苛烈な性格を持つテスタロッサの意図を汲み取り、完璧に任務を遂行する有能な側近として活躍しています。
シエンは同じくテスタロッサの腹心であるモスと共に、テスタロッサの身の回りのお世話から外交の実務まで、あらゆる業務をこなします。
特にシエンは書類仕事や交渉事に長けており、テスタロッサが不在の際には代理として西方諸国評議会に出席するなど、政治的な場でも魔国連邦の利益を守るために奔走する重要な存在です。
シエンの性格や特徴
シエンの性格は、悪魔族でありながら非常に真面目で、与えられた仕事を必死にこなす生粋の苦労人という特徴を持っています。
強大な力を持つ悪魔でありながら、気まぐれな主人であるテスタロッサの前では常に肩身の狭い思いをしており、謙虚な姿勢を崩しません。
また、シエンは非常に万能なキャラクターであり、戦闘だけでなく政治や裏方の業務まで何でも完璧にこなす器用さを持っています。
周囲の状況を冷静に判断する賢さも兼ね備えており、リムルや魔国連邦の幹部たちからも厚い信頼を寄せられる優秀な実務担当者です。
シエンの強さはどれくらい?
シエンは戦闘能力においても非常に高く、魔国連邦の中でも上位の実力を持っています。
万能型の悪魔として、最前線での戦闘から後方支援としての結界展開まで、あらゆる戦局に的確に対応できる強さを誇ります。
300年無敗の男爵級の悪魔
シエンはリムルの配下となった時点ですでに、三百年にわたって無敗を誇る男爵級の悪魔として名を馳せていました。
悪魔界では生きた年数や実力によって爵位が与えられますが、シエンは近世種でありながら高い戦闘力を持っています。
西方諸国での戦いにおいては、ギィ・クリムゾンの配下である強力な悪魔を相手に単独で対峙し、味方の援軍が到着するまでの時間稼ぎを見事に果たしました。
シエンの実力は、ただ力任せに戦うだけでなく、戦況を冷静に分析して的確な行動をとる賢さによってさらに底上げされています。
子爵級の悪魔公(アークデーモン)へ進化
シエンはテスタロッサが覚醒進化した際の祝福を受け取り、悪魔公(アークデーモン)へ進化しました。
この祝福によってシエンの爵位は男爵級から子爵級へと上がり、存在値も大きく上昇して魔王種を凌ぐほどの強大な力を手に入れます。
進化したシエンは五百名の上位悪魔騎士を率いてドワルゴン防衛線の援軍に向かい、強力な魔獣軍団を相手に激闘を繰り広げてガビルたちを救出しました。
王都騒乱編でもライナー配下の騎士たちを圧倒し、周囲に被害が出ないよう完璧な結界を展開して活躍しました。
シエンの能力やスキル
シエンは戦闘力だけでなく、実務をサポートするための非常に優秀なユニークスキルを保有しています。
知識と記憶を司る能力を活用し、テンペストの政治的・事務的な課題を素早く解決する頭脳派の悪魔です。
ユニークスキル「記録者(オボエルモノ)」
シエンが保有しているユニークスキルは「記録者(オボエルモノ)」という特殊な能力です。
このスキルの詳細な効果は完全には明らかになっていませんが、名前の通り膨大な情報を記憶し、正確に引き出すことができる能力だと推測されています。
シエンはこのユニークスキルを駆使することで、複雑な書類仕事や各国の法案、政治的な取り決めなどを完璧に把握し、処理していると予想されます。
また、戦闘においても敵の動きや戦術を記憶し、即座に対応策を導き出すためにこのスキルを流用しているのではないでしょうか。
書類仕事が得意で外交武官にも
シエンの最大の武器は、その圧倒的な事務処理能力と政治的な交渉力にあります。
魔国連邦においてシエンは書記長という役職に就いており、テンペストの膨大な書類仕事を一手に引き受けて迅速に処理しています。
さらに、テスタロッサが東の帝国の領土掌握などで不在の際には、シエンが代理として西側諸国の防衛や政治的調整を担当します。
人間国家との会議では見事に司会進行を務め上げるなど、外交武官としての役割も完璧にこなしており、力だけでなく知略の面でも魔国連邦を支える極めて重要なポストを担っています。
シエンの初登場はいつ?漫画・アニメ・原作の登場シーン
シエンが『転生したらスライムだった件』の物語においていつ登場するのか、各メディアでの初登場シーンを整理して紹介します。
原作小説での初登場
原作小説におけるシエンの初登場は、書籍版の第11巻となります。
ディアブロが原初の悪魔であるテスタロッサ、ウルティマ、カレラをテンペストに連れてきた際、シエンはテスタロッサの従者として同行してきました。
リムルに謁見して名付けを受けたことで、シエンは正式に魔国連邦の幹部として活動を開始します。
シエンはテスタロッサの理不尽な要求に応えながらも、西方諸国評議会での政治的な工作や実務をそつなくこなす有能な秘書としての姿を読者に強く印象付け、重要な役割を担うようになりました。
漫画版での初登場
漫画版の『転生したらスライムだった件』において、シエンは単行本の第31巻で初登場を果たします。
ディアブロが原初の悪魔たちをスカウトし、テンペストへと帰還するエピソードに合わせて、テスタロッサに付き従う有能な書記官としてシエンの姿が描かれます。
漫画版では、シエンの端正なビジュアルとともに、気まぐれなテスタロッサに対して必死に忠誠を尽くす苦労人としての表情が豊かに表現されています。
シエンが真面目に書類仕事に取り組む姿など、視覚的にもシエンのキャラクター性がより伝わりやすくなっています。
アニメでの初登場
アニメ版『転生したらスライムだった件』において、シエンは今後の第4期以降の放送で本格的に登場します。
アニメ第3期までの展開では、まだディアブロが原初の悪魔たちをテンペストへ勧誘するエピソードに到達していないため、シエンの出番はありませんでした。
アニメ第4期が放送されれば、シエンがテスタロッサに仕えながら必死に実務をこなす姿や、戦闘シーンでのスタイリッシュな活躍が見られるはずです。
シエンの声優が誰になるのかも含め、アニメファンにとってシエンの登場は大きな楽しみの一つです。
シエンとテスタロッサの関係
シエンと主であるテスタロッサの間には、絶対的な主従関係がありながらも、どこか人間臭くてコミカルなやり取りが存在します。
テスタロッサに振り回される
シエンはテスタロッサから「女帝の書記官」として高く評価されていますが、その有能さゆえに常にテスタロッサの気まぐれに振り回される毎日を送っています。
テスタロッサは自分の興味がない面倒な実務や政治的な調整をすべてシエンに押し付けるため、シエンは常に激務に追われることになります。
少しでもミスをすればテスタロッサの機嫌を損ねてしまうため、シエンは常に冷や汗を流しながら完璧に仕事をこなしています。
同僚のモスとともに、ブラック企業も驚くほどの過酷な労働環境で主人に尽くし続ける生粋の苦労人です。
名前を覚えてもらって涙目になる
シエンの苦労人エピソードの中で最も印象的なのが、テスタロッサに自分の名前を呼ばれただけで嬉しさのあまり涙目になってしまうシーンです。
原初の悪魔に付き従う悪魔たちの中で、シエンは比較的若く階級も低かったため、常に肩身の狭い思いをして生きてきました。
そのため、絶対的な存在であるテスタロッサが自分の名前をきちんと覚えていてくれたという事実に、シエンは感極まって泣きそうになってしまいます。
シエンのこの純粋すぎる忠誠心と少し不憫なリアクションは、シエンというキャラクターの大きな魅力となっています。
まとめ
本記事では『転生したらスライムだった件』に登場する悪魔族のシエンについて詳しく解説しました。
シエンは原初の白であるテスタロッサに仕える書記官であり、戦闘だけでなく書類仕事や外交も完璧にこなす万能な悪魔です。
ユニークスキル「記録者」を駆使して魔国連邦の政治的基盤を支える一方で、気まぐれな主人に振り回されて涙目になる苦労人としての魅力も持ち合わせています。
今後の物語でも裏方から最前線まで活躍するシエンの姿に、ぜひ注目してみてください。

