『Re:ゼロから始める異世界生活』のオルバルト・ダンクルケンは、ヴォラキア帝国の九神将の一角です。
「悪辣翁」の異名を持ち、シノビの秘術でスバルを追い詰めることとなります。
本記事では、オルバルトの能力や攻略方法、スバルの死に戻り回数について解説していきます。
オルバルト・ダンクルケンとは?

| 名前 | オルバルト・ダンクルケン |
| 立場 | ヴォラキア帝国 九神将「参」/ シノビの里の頭領 |
| 年齢 | 90歳以上 |
| 性別 | 男 |
| 身長 | 100cm |
| 誕生日 | 9月15日 |
| 特技 | シノビの秘術 |
オルバルト・ダンクルケンは、神聖ヴォラキア帝国の頂点に立つ9人の将『九神将』の一角を担うシノビです。
「悪辣翁」と呼ばれ、90歳を超える高齢でありながら、帝国最強のシノビとして名を馳せています。
口癖は「失敗、失敗」で、一見すると飄々とした老人ですが、その本性は冷酷でクセが強く、目的のためには手段を選ばない悪辣さを持っています。
ヴォラキア帝国九神将の「参」
オルバルトは神聖ヴォラキア帝国の最高戦力『九神将』の「参」(序列第3位)の実力者です。
九神将はヴォラキア帝国における最高位の軍人階級「一将」に任命された9名の将の1人となります。
オルバルトが九神将に選ばれた理由は、ヴォラキア帝国で最強のシノビだからです。
九神将に選ばれた時点でもかなり高齢でしたが、「老いて腐っても、そこらの奴よりよっぽど強いから」と、自分の実力に自信を持っています。
シノビの里の頭領
オルバルトは帝国に存在する「シノビの里」の頭領を務めています。
非常に過酷な訓練や儀式が行われており、中には「蠱毒」と呼ばれる、数十人の子供たちに殺し合いをさせるという選別儀式があります。
様々な試練の全てを乗り越えた数少ない人数がシノビとなりますが、オルバルトは何十年にわたって、そのシノビの頂点に立っています。
皇帝の首を狙っている
オルバルトの野望は、皇帝ヴィンセント・ヴォラキアの命を奪うことです。
その理由は「皇帝を殺害したシノビとして歴史に名を残したい」という歪んだ名誉欲のためです。
歴代最高と呼ばれる皇帝を殺して処刑されるなら大満足だと語るなど、己の功名心のためには自身の命すらも厭わない、狂気的な一面を持っています。
スバルがオルバルトを味方に付けようと、アベルの正体を明かして説得しようとしたこともありましたが、逆にオルバルトを刺激してしまい、スバルは死に戻りする結果となりました。
オルバルトの能力は
オルバルトには長年培われたシノビの術や、対象の肉体や精神を根本から作り変える特殊な能力があります。
正面からの戦闘だけでなく、搦め手を用いた奇襲や暗殺において右に出る者はいません。
シノビの術による戦闘スタイル
オルバルトの戦闘スタイルは、手裏剣やクナイなどの暗器、起爆札などの忍具を駆使する生粋のシノビの戦い方です。
不規則な軌道を描く手裏剣や、無数のガラス片が飛び散る黒い玉の爆弾などを多用しました。
非常に俊敏で、相手の視角から消えたり、隠れ蓑の術で風景に同化して全く気配を悟らせずに接近することが可能です。
さらに、自らの腕を切り落として爆弾として飛ばしたり、自身のいる足場を崩して罠にしたりするなど、自分の身体や地の利さえも爆発物に利用する、常軌を逸した戦術を得意としています。
対象を幼児化させる術
オルバルトが作中でスバルたちを苦しめたのが、幼児化の術です。
相手に手刀を突き刺してオドに干渉することで、肉体年齢を強制的に引き下げることができます。
この術は肉体だけでなく精神面にも影響を及ぼし、記憶の欠落(スバルがベアトリスの存在を思い出し辛くなるなど)を引き起こします。
スバルの他にアルやミディアムなどがこの能力の犠牲となり、子供の姿に変えられてしまいました。
オルバルト戦の「10秒」の死に戻りループの攻略方法
第7章において、スバルたちはオルバルトと対峙し、絶望的な状況に追い込まれます。
通常の戦闘では絶対に勝てない相手に対し、スバルは死に戻りを繰り返しながら、文字通り死に物狂いで攻略法を模索しました。
スバルがオルバルトの術で幼児化する
魔都カオスフレームにて、スバルはオルバルトの奇襲を受け、幼児化させられてしまいます。
ヨルナ・ミシグレの元を訪れた際、その場に居合わせたオルバルトの攻撃により、スバル、アル、ミディアムの3人が子供の姿になってしまいました。
幼児化したスバルは肉体が弱体化しただけでなく、思考能力や記憶力も低下し、自分の相棒であるベアトリスのことさえ一時的に「ど忘れ」してしまうなど、絶体絶命の危機に陥ります。
また「死に戻り」の権能も、いつもと違ってリスタート地点までの時間が非常に短くなってしまいます。
オルバルトと「かくれんぼ」で勝負
幼児化を解除するため、スバルたちはオルバルトから勝負を持ちかけられます。
「追いかけっこ」なら1回捕まえること、「かくれんぼ」なら3回見つけることが勝利条件だったため「かくれんぼ」での勝負を選択します。
オルバルトを見つけ出せば体を元に戻すという条件で、スバルたちは知恵を絞ります。
スバルは最初の隠れ場所が宿の「瞼の裏(最初の部屋)」であることを見抜きましたが、宿から外に出た途端に殺されてしまいます。
オルバルトは隠れるだけでなくスバルたちの命を奪う罠を仕掛けていました。
たった10秒の死に戻りループ

スバルは2つ目のオルバルトの隠れ場所を見つけることができましたが、そこで爆弾によって殺されてしまいます。
死に戻りのリスタート地点はたった10秒前。復活してすぐに爆発によって、目が破裂してしまう状態でした。
最初の数回は、なぜ死ぬのかわからず、ただ痛みに耐え続けますが、「目を閉じ、耳を塞ぎ、口を開けて大声を出す」ことで最初の爆発による即死を回避する法則を見つけ出します。
しかし、幼児化したことによって思考力が下がっていたため、10秒の死に戻りループを抜け出すまでには至りませんでした。
オルバルトを攻略した方法
オルバルトを攻略した方法は、スバル自信の思考ではなく「仲間たちならどうするだろうか?」と考えたことでした。
そしてたどり着いたオルバルト攻略の鍵となったのが、一緒にいたルイの「瞬間移動」の能力です。
オルバルトの一瞬の隙をつき、スバルは瞬間移動でオルバルトの背後に回って、背中にしがみつきました。
スバルは「俺の勝ちだ!」と叫びます。「かくれんぼ」ではなく「追いかけっこ」なら1回捕まえれば勝ちで、オルバルトもズルをしていたからと、強引に負けを認めさせました。
スバルの死に戻り回数は
オルバルト戦での、スバルの死に戻り回数は数え切れないほどで、100回以上の死を経験したと考えられます。
明確な死に戻り回数は判明していませんが、作中では「絶望の十秒間を何十回も繰り返して」と表現されています。
回避不可能な攻撃や罠によって、ヨルナが倒され、ルイが殺され、スバル自身も体がバラバラになる痛みを何度も味わいました。
心が壊れる寸前まで追い込まれながらも、スバルは仲間たちの顔を思い浮かべて立ち上がります。
オルバルトは死亡したのか
オルバルトは原作最新10章の時点で死亡していません。
第7章のスバルとの戦い後、嫉妬の魔女の影で片腕を失い、第8章のヴォラキア帝国の大災で、残った方の腕も失ってしまいました。
しかし、オルバルトは両腕を失ったあとも、しぶとく生き延びています。
「もうこうなりゃ、他のシノビがやれねえワシのできることなんて寿命で死ぬぐれえのもんじゃってのによぅ」と言うほどです。
使えなくなった老人は敵と自爆するのがシノビ流のため、普通のシノビが寿命で死ねることはありません。
オルバルトとシノビの里の関係者
オルバルトは帝国のシノビの里の頭領であり、関わりを持つシノビが作中に登場します。
どのシノビたちも常軌を逸した技術と精神力を持っており、スバルたちの前に立ちはだかることとなります。
ヤエはシノビの里の最高傑作
プリシラの侍女として登場するヤエ・テンゼンは、オルバルトが育て上げたシノビの中でも「不世出の天才」と呼ばれる最高傑作です。
オルバルトは彼女の圧倒的な才能を高く評価し、特別扱いして自身の嗜虐心を満たしていました。
ヤエの潜在能力はカララギの礼賛者ハリベルにも匹敵すると目されており、一子相伝の鋼糸術を用いてヴィルヘルムと互角に渡り合うなど、師匠であるオルバルトの教えを極めた恐るべき強さを見せつけています。
トッドはシノビの里の出身
スバルに大罪司教並みのトラウマを植え付けたトッド・ファングも、実はオルバルトが率いるシノビの里の抜け忍です。
数十人の子供が殺し合う「蠱毒」の儀式をヤエと共に生き残った過去を持ちます。
彼が持つ異常なまでの痛覚への耐性や、罠を巧みに使いこなす冷酷な暗殺技術は、オルバルトの里での厳しい訓練と実戦経験によって培われたものです。
シノビとしての基礎が、トッドのサイコパス的な合理性をより危険なものにしています。
オルバルトの強さを比較
オルバルトの実力は、作中でも屈指の強者たちと比較することでその異常性が際立ちます。
九神将という枠組みや、他国の最強クラスの存在と比べた場合、彼の強さはどの程度の立ち位置になるのでしょうか考察します。
九神将でも上位の実力者
オルバルトは帝国最強の武人たちが集う九神将の中で「参(第三位)」の序列を与えられています。
この順位は、同じく上位に位置するセシルス(壱)やアラキア(弐)に次ぐものであり、帝国内でトップクラスの実力を持つことを証明しています。
正面からの戦闘力だけでなく、相手を幼児化させる術や、周囲の環境すべてを罠に変えるシノビの技術を持つため、総合的な危険度や厄介さにおいては、他の九神将を凌駕する部分も十分に持ち合わせているのです。
ハリベルには敵わない
帝国最強のシノビであるオルバルトですが、カララギ都市国家の最強シノビ「礼賛者」ハリベルと比較すると、実力はハリベルの方が上回っています。
ハリベルは四大国を通じて最強のシノビとして認識されており、オルバルト自身も苦々しい表情でハリベルの実力を認めざるを得ない描写があります。
ハリベルは分身の術や強力な呪術を極めており、オルバルトには到達できない高度な技術を持っているため、明確な強さの差が存在していると言えます。
オルバルトの初登場はいつ?
最後に、オルバルトが物語に初めて登場したタイミングについて紹介します。
原作小説で彼がいつスバルたちの前に立ちはだかったのか、そして今後のアニメ化でいつ見られるのかについて情報をまとめました。
原作小説の初登場は第7章『狼の国』
オルバルトの原作小説での初登場は、スバルたちがヴォラキア帝国に飛ばされる第7章『狼の国』です。
魔都カオスフレームにて、ヨルナ・ミシグレと面会したときに突如として現れました。
この出会いのあと、ヨルナの屋敷を脱出する際に、スバルやアルたちに対して幼児化させる術をかけています。
飄々とした老人の態度から一転して牙を剥く、帝国の恐ろしさを体現した初登場シーンでした。
アニメの初登場は第5期
アニメにおいてオルバルトが登場するのは、原作の第7章が描かれるアニメ第5期になります。
現在放送予定のエピソードではまだ帝国編には突入していないため、オルバルトの動く姿や声をアニメで確認できるのは少し先になるでしょう。
現在、アニメ第4期で6章まで映像化されているため、7章がアニメ化される可能性も非常に高いです。
7章のアニメ化によって、オルバルト戦の10秒間の死に戻りループがどのように描写されるのか、期待が高まっています。
まとめ
オルバルト・ダンクルケンは、ヴォラキア帝国九神将の第三位に君臨する最悪のシノビです。
対象を幼児化させる凶悪な術と、常軌を逸した暗殺術で、スバルをかつてない死のループに叩き落としました。
スバルの機転で何とか退けられたものの、依然として底知れない強さを持つ危険人物です。
今後もリゼロ本編でどのような暗躍を見せるのか、引き続き要注目です。




