『オーバーロード』に登場する「武人建御雷(ぶじんたけみかづち)」は、アインズ・ウール・ゴウンの初期メンバーであり、至高の四十一人です。
コキュートスの創造主としても知られ、その圧倒的な攻撃力と武士道精神が特徴です。
本記事では、武人建御雷の種族や強さ、愛用の武器、そして他キャラクターとの関係性について解説していきます。
武人建御雷とは?種族や侍のような外見について

武人建御雷は、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の前身である「ナインズ・オウン・ゴール」時代から所属する古参プレイヤーの一人です。
コキュートスの創造主であり、男気あふれる武人のような性格をしています。
種族は巨躯を誇る「半魔巨人(ネフィリム)」
武人建御雷の種族は、伝承において神々と人間の混血とされる巨人「半魔巨人(ネフィリム)」です。
そのため、ゲーム内での姿は非常に巨大で、屈強な戦士としての威圧感を漂わせています。
この巨大な体格から繰り出される豪快な剣撃は、並のプレイヤーでは受け止めることすら困難なほどの威力を誇っていました。
二つ名は「ザ・サムライ!」重厚な和風の鎧を装備
武人建御雷の二つ名は、その外見とプレイスタイルを完璧に体現する「ザ・サムライ!」です。
重厚感のある日本武士のような和風デザインの鎧を身に纏い、二刀流で戦う姿はまさに侍そのものでした。
兜や鎧の細部に至るまで和のテイストが施されており、異業種ばかりが集まるギルド「アインズ・ウール・ゴウン」内でも非常に目立つ、個性的でカッコいいビジュアルをしています。
ギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」の名付け親
ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」という名称は武人建御雷が提案したものです。
前身のクラン「ナインズ・オウン・ゴール」が解散し、新たなギルドを立ち上げる際、ギルド長のモモンガは「異形種動物園」という名前を提案しました。
しかし、ネーミングセンスが無さすぎて却下された後、武人建御雷の考案した「アインズ・ウール・ゴウン」というアナグラムが採用されました。
武人建御雷の強さは?ギルドトップの物理攻撃力
「アインズ・ウール・ゴウン」の中でも、武人建御雷は物理攻撃においてトップクラスの実力を誇ります。
リスクを恐れない豪快な戦い方と、圧倒的な火力で敵を粉砕するプレイスタイルは多くのプレイヤーを驚かせました。
防御力を犠牲にして物理攻撃力に特化したステータス
武人建御雷の最大の強みは、ギルドトップと称されるほどの圧倒的な物理攻撃力です。
しかし、その重厚な鎧の見た目に反して、ステータスは攻撃力に極振りされており、防御力は非常に低く設定されていました。
同格以上の敵から攻撃を受ければ一撃で倒されかねない紙装甲でしたが、彼はその致命的な弱点をプレイスキルと超火力による「やられる前にやる」戦法でカバーしていました。
まさにハイリスク・ハイリターンを体現した、ロマンあふれる攻撃特化ビルドだったのです。
相手のカルマ値を下げて放つ必殺技「五大明王コンボ」
武人建御雷の切り札とも呼べる必殺技が『五大明王コンボ』です。
これは「不動明王撃」や「金剛夜叉明王撃」などのスキルを連続で発動する大技で、相手のカルマ値がマイナスであればあるほど絶大な威力を発揮する特性を持っています。
ナザリック地下大墳墓のレイドボス攻略時にも使用され、ぶくぶく茶釜が敵のヘイトを集め、やまいこが超位魔法で敵のカルマ値を下げるという仲間との完璧な連携によって放たれ、ボスに決定的な大ダメージを与えて攻略に大きく貢献しました。
「全滅も楽しみの1つ」と語る戦闘好きのバトルマニア
武人建御雷は「勝ち方の分からない、相手の手の内を戦闘中に読む戦いをしたかった」と語るほどの筋金入りのバトルマニアです。
安全策を好む慎重派のプレイヤーも多い中、武人建御雷は未知の強敵とのスリリングな死闘を何よりも愛していました。
「全滅も楽しみの1つ」と笑い飛ばす豪快な性格は、ギルドメンバーの士気を大いに高めました。
武人建御雷の武器・装備は?斬神刀皇や建御雷八式
武人建御雷は「ザ・サムライ」の異名に恥じず、刀をメインウェポンとして使用していました。
彼が愛用していた武器はどれも強力で、その多くは後に彼が創造したNPCであるコキュートスへと引き継がれています。
コキュートスに譲り渡した神器級アイテム「斬神刀皇」
武人建御雷が愛用していた武器の一つが、巨大な刀である「斬神刀皇(ざんしんとうおう)」です。
神器級(ゴッズ)アイテムに分類される非常に強力な武器であり、圧倒的な切れ味と攻撃力を誇ります。
この名刀は、彼の引退時にナザリックに残され、後に武人建御雷はが創造したNPCである階層守護者コキュートスの手に渡りました。
リザードマン討伐編では、コキュートスが創造主の武器であるこの「斬神刀皇」を振るい、その凄まじい威力を見せつけました。
雷を纏い相手の防御力を削ぐ大太刀「建御雷八式」
武人建御雷はの、もう一つの代表的な武器が、刀身に雷属性を宿した大太刀「建御雷八式(たけみかづちはちしき)」です。
雷を纏わせて敵を斬り裂くだけでなく、攻撃した相手の防御力を削ぎ落とす特殊なデバフ効果も併せ持っていました。
極限まで物理攻撃力に特化させた武人建御雷のステータスと、相手の防御力を低下させるこの武器の相性はまさに抜群です。
打倒たっちみーを目指して製作していた未完成の究極の武器
武人建御雷は、武具の製作にも並々ならぬ情熱を注いでいました。
その最大の目的は、最強のプレイヤーである「たっち・みー」を打ち倒すための究極の武器を完成させることでした。
彼は暇さえあれば武器作りに没頭していましたが、残念ながらその武器が完成する前に目標であるたっち・みーがゲームを引退してしまいます。
振るうべき相手を失ってしまったその「究極の一振り」は、現在ナザリック地下大墳墓の霊廟にある彼の像の手に静かに飾られています。
武人建御雷の創作NPCと関係の深いキャラクター
武人建御雷は、ギルド内外のメンバーや自身が創造したNPCと深い関係性を築いていました。
彼の人物像を語る上で絶対に外せない3人のキャラクターとの関係について解説します。
自身の武人としての精神を受け継がせたNPC「コキュートス」
ナザリック第5階層の守護者「コキュートス」は、武人建御雷が創造したNPCです。
コキュートスの武士道精神や、強者に対する敬意、そして正々堂々と戦うことを重んじる性格は、創造主である武人建御雷の価値観がそのまま色濃く反映されています。
コキュートス自身も創造主を心から尊敬しており、彼から賜った武器を何よりも大切にしています。
アインズもコキュートスの振る舞いを見るたびに、かつての友である武人建御雷の面影を感じ取っています。
憧れであり超えるべき最大のライバル「たっちみー」
ギルド最強の戦士である「たっち・みー」は、武人建御雷にとって最大のライバルであり、越えるべき大きな壁でした。
そもそも彼が初期のクランに参加した最大の理由は、たっち・みーの圧倒的な強さに惚れ込み、いつか彼を倒すためだったのです。
何度も決闘を挑んでは敗れていたようですが、二人の関係は険悪なものではなく、互いの実力を認め合う良好なライバル関係でした。
打倒たっち・みーへの執念こそが、彼の強さを支える最大のモチベーションだったと言えます。
ギリギリの戦いを好む者同士で仲が良い忍者「弐式炎雷」
同じギルドメンバーの「弐式炎雷(にしきえんらい)」とは特に親しい関係にありました。
弐式炎雷は忍者のキャラクターで、武人建御雷と同じように「防御力を完全に捨てて、超攻撃力と隠密に特化する」という極端なロマンビルドを組んでいました。
方向性こそ侍と忍者で違いますが、「見つからなければ、当たらなければ防御なんて不要」というギリギリの戦いを好むバトルマニア同士、プレイスタイルや価値観で深く共鳴し合い、戦場でも息の合った連携を見せていました。
まとめ
今回は『オーバーロード』に登場する至高の四十一人「武人建御雷」について解説しました。
防御を捨てて極限まで攻撃力に特化した漢らしいステータスや、仲間と連携して放つ必殺技、そして打倒たっち・みーに燃える熱い武人としての生き様が見られます。
またコキュートスには、武人建御雷の性格が色濃く反映されており、魅力的なキャラクターとなっています。

