【無職転生】ギースの正体はヒトガミの使徒?なぜ裏切る?最後は死亡するのか

『無職転生』に登場するギースは、猿顔が特徴の魔族「ヌカ族」の生き残りで、冒険者パーティ「黒狼の牙」の元メンバーです。

戦闘能力は皆無ですが情報収集などの雑務を完璧にこなし、ルーデウスを「先輩」と慕っていました。

本記事では、ギースのプロフィールから、ヒトガミの使徒という真の正体、裏切りの理由やラスボスとして迎える最後について解説します。

※当記事には本編のネタバレが含まれますのでご注意ください
目次

ギース・ヌーカディアとは

©理不尽な孫の手・MFブックス/「無職転生」製作委員会
名前ギース・ヌーカディア
立場ヌカ族の生き残り/ 「黒狼の牙」の元メンバー
年齢不明
性別
身長不明
声優上田燿司

ギース・ヌーカディアは、猿顔が特徴的な魔族であるヌカ族の最後の生き残りです。

かつてはパウロが率いたS級冒険者パーティである黒狼の牙に所属し、雑務係として活躍していました。

戦闘能力は皆無ですが、情報収集や料理などの能力に長けており、パーティのライフラインを支える重要な役割を担っていました。

独自のジンクスを持っており、女に料理を教えない、4人でパーティを組まない、二択はギレーヌに選ばせないと失敗するなどがあります。

猿顔が特徴の魔族「ヌカ族」の生き残り

ギースは猿のような顔立ちをした魔族であるヌカ族の最後の生き残りです。

顔以外の体つきは人族とほぼ変わらず、全体的に黒っぽい服装に皮のプロテクターをつけた冒険者風の格好をしています。

元々はヌカ族の村長の息子として何不自由ない暮らしをしていました。

しかし、安定した生活に退屈さを感じ、幼少期からの夢であった冒険者になるために故郷の村を飛び出します。

その後、故郷の村はヒトガミの策略によって滅ぼされてしまい、ギース自身も自分の手で故郷を滅ぼす結果となってしまいました。

冒険者パーティ「黒狼の牙」の元メンバー

ギースはパウロがリーダーを務めていた冒険者パーティである黒狼の牙の元メンバーです。

パーティ内では、情報収集、進行方向の確認、食料管理、撤収の判断といった戦闘以外の雑務を全て引き受けていました。

ギースの多才な能力は、パウロ、ゼニス、ギレーヌ、エリナリーゼ、タルハンドという個性派揃いのメンバーのライフラインを支える上で不可欠でした。

しかし、ゼニスの妊娠を機にパウロが引退を宣言し、黒狼の牙は解散してしまいます。

解散後、戦闘能力のないギースは他の高ランクパーティからは必要とされず、冒険者を半ば廃業する形となりました。

ギースの正体はヒトガミの使徒で敵のラスボスに

ギースの真の正体は、ヒトガミの使徒です。

戦闘能力を持たないギースが冒険者として成功し、数々の困難を乗り越えられたのは、全てヒトガミからの助言のおかげでした。

後にルーデウスがヒトガミと敵対すると、ギースは恩人であるヒトガミの側につくことを決意します。

そして、強者たちを集めてルーデウスの前に立ち塞がり、物語の真のラスボスとして立ちはだかることになります。

ギースの真の正体はヒトガミの使徒

ルーデウスやパウロを裏から支援し、良い先輩として振る舞っていたギースの真の正体は、ヒトガミの使徒でした。

ドルディア族の村で冤罪により牢屋に入れられ、ルーデウスと出会ったのも、全てヒトガミの指示による行動です。

ゼニスの居場所を突き止め、パウロたちをベガリット大陸へ導いたのも、ヒトガミの未来予知に基づくものでした。

何度もループを繰り返してきた龍神オルステッドでさえ、ギースがヒトガミの使徒であることには気づいていませんでした。

目立たず戦闘力もないキャラクターだからこそ、誰もが警戒せず、結果として非常に厄介な存在として暗躍することになります。

ヒトガミの助言により冒険者として成功

ギースが冒険者としてAランクにまで成功できたのは、ヒトガミの助言によるものです。

村を出て冒険者となったギースは、剣術も魔術も才能がなく、すぐに魔物に襲われて死にかけました。

その窮地を救ったのがヒトガミの声であり、以降もヒトガミの持つ未来視の能力のおかげで、戦闘力が低くても上手く立ち回ることができました。

しかし、ギースはヒトガミに利用され、自らの手で故郷の村を滅ぼすことになります。

騙されたと知りながらも、ヒトガミの助言がなければ生きていけなかったという事実から、ギースはその後もヒトガミと関係を持ち続けていました。

強者を集め真のラスボスとして立ち塞がる

ヒトガミの側についたギースは、ルーデウスに対抗するため、最強の強者たちを集めて真のラスボスとして立ち塞がります。

ギース自身には戦闘能力がないため、巧みな話術を用いて世界トップレベルの実力者を味方に引き入れました。

集めたメンバーは、剣神ガル・ファリオン、北神アレクサンダー、鬼神マルタ、魔王バーディガーディ、冥王ビタの5人です。

七大列強を2人も含む圧倒的な戦力を整え、ビヘイリル王国を舞台にルーデウス陣営との全面戦争を引き起こします。

ギース自身は戦力として弱くても、この最強集団を率いて最終決戦を挑んだ張本人です。

ギースはなぜ裏切ったのか

ギースがルーデウスを裏切った理由は、命を救われたヒトガミへの恩義を優先し、敵対する道を選んだためです。

ルーデウスが家族を守るために龍神オルステッドの配下となり、ヒトガミと敵対する決心を固めました。

一方でギースは、ヒトガミに騙されて故郷を滅ぼされた過去を持ちながらも、これまで自分を成功させてくれた恩を捨てきれませんでした。

そして、一通の手紙で裏切りを宣告します。

ルーデウスがヒトガミと敵対したため

ギースが裏切るきっかけとなったのは、ルーデウスがヒトガミを捨てて敵対する道を選んだことです。

ルーデウスはヒトガミに大切な家族を人質として脅迫され、龍神オルステッドと戦うことを強要されました。

二度目の戦いで敗北を悟ったルーデウスは、エリスに救われた後、オルステッドの配下となってヒトガミを倒す決心をします。

家族を脅迫する存在とは協力できないと考えるルーデウスに対して、ギースは異なる立場をとりました。

ルーデウスがオルステッド側についたことで、ヒトガミの使徒として行動していたギースとは、必然的に完全な敵対関係へと変わってしまったのです。

命を救われたヒトガミへの恩義を優先

ギースはヒトガミを恨む気持ちがありながらも、これまでの恩義を優先してヒトガミの側につきました。

ギースはヒトガミの策略によって故郷の村を滅ぼされています。

しかし、何の才能もない自分が冒険者として成功し、幾度もの死地を乗り越えて生き延びることができたのは、ヒトガミの助言があったからこそでした。

ギースは利用されたとしても受けた恩は残っており、筋を通さなければならないと考えたのです。

また、自分が活躍して勝利をもたらせば、ヒトガミに対して自分は凄い奴だと証明できるという承認欲求も、ヒトガミに協力する理由の一つでした。

一通の手紙でルーデウスに裏切りを宣告

ギースはルーデウスに対して一通の手紙を残して裏切りを宣告しました。

ミリス神聖国でルーデウスがギースの行動に違和感を覚え、問い詰めようとした時には、すでにギースは姿を消していました。

代わりに残されていた手紙には、自分がヒトガミの使徒であることや、ヒトガミの助言によってこれまで行動してきた事実が記されていました。

さらに、手紙の中でギースは、ヒトガミを利用して恩返しをする筋合いがあることや、ルーデウスと過ごした時間は楽しかったという思いを綴っています。

そして最後に、首を洗って待ってなと書き残し、明確な宣戦布告を行いました。

ギースの最後は?死亡するのか

ギースはルーデウスたちとの最終決戦に敗北し、最後は死亡します。

強者たちを集めたギース陣営でしたが、目的の違う者の寄せ集めだったためチームワークが機能しませんでした。

戦闘後、ルーデウスと短い会話を交わし、最後はかつての仲間であったギレーヌに別れの言葉を告げて、その生涯を終えました。

ルーデウスたちとの最終決戦の末に敗北

ビヘイリル王国を舞台にした最終決戦で、ギースは強者揃いのメンバーを集めてルーデウス陣営に挑みましたが、結果的に敗北を喫します。

ギースが集めた剣神ガル・ファリオンや魔王バーディガーディといった面々は、個々の実力ではルーデウスたちを凌駕していました。

しかし、彼らの敗因は、メンバーそれぞれの性格や戦う目的が全く異なっていたことにあります。

寄せ集めの集団であったため、ギースの指示を聞き入れず、各自が好き勝手に動いてしまいました。

一方で、結束して戦うルーデウス陣営のチームワークが勝敗を分け、ギースの目論見は崩れ去りました。

ルーデウスの魔術を受け致命傷

最終決戦で敗北が決定的となったギースは、ルーデウスの放った魔術によって致命傷を受けます。

強者たちを送り込んでも全面戦争に勝てなかったギースは、戦闘の終盤でルーデウスの火聖級攻撃魔術であるフラッシュオーバーを浴びました。

装備していた魔力付加品の力によって即死は免れたものの、全身を焼かれて瀕死の重傷を負います。

自身の戦闘能力が低いギースにとって、仲間が機能しなくなった時点で直接ルーデウスの攻撃を防ぐ手立てはありませんでした。

最強のメンバーを集めながらも、自身の指示が行き届かなかったことが、この致命傷を負う結果に繋がりました。

仲間だったギレーヌに別れを告げ死亡する

致命傷を負って瀕死の状態となったギースは、静かに息を引き取ります。

最後の場面にはルーデウスとギレーヌが立ち会いました。

ギースはルーデウスに対して、ヒトガミが負けを認めたことを伝え、自身の敗北をはっきりと受け入れます。

そして、てめえのために一生懸命働いてくれた奴を陥れる奴に誰がまともに手を貸すかよと悪態をつきながらも、ヒトガミに救われた自分について語りました。

ルーデウスとの会話を終えた後、かつて黒狼の牙で共に冒険をした仲間であるギレーヌに対して短い別れの挨拶をし、静かに死亡しました。

ギースの強さや能力は

ギースの強さは、直接的な戦闘能力は皆無ですが、情報収集や雑務を完璧にこなす能力にあります。

剣術や魔術の才能がなく、魔物との戦闘には参加できません。

しかし、進行方向の設定、食料の管理、素材の剥ぎ取り、撤収の判断といった冒険に必要な雑務を高水準で行えます。

野宿料理の腕前はお店に出せるレベルとルーデウスからも絶賛され、パーティのライフラインを支える重要な役割を果たしました。

剣術や魔術など直接的な戦闘能力は皆無

ギースは冒険者でありながら、剣術や魔術といった直接的な戦闘能力は皆無に等しいです。

才能が全くなく、本人も戦闘は並以下であると自覚しています。

そのため、黒狼の牙やデッドエンドに同行した際にも、前衛として戦ったり、直接攻撃に参加したりすることはありませんでした。

過去に単独で冒険を始めた際には、戦闘力が低すぎるためにすぐに魔物に襲われ、死にかけた経験もあります。

戦闘においてはルーデウスたちから見ても全く役に立たない存在ですが、その弱さを自覚しているからこそ、戦闘以外の分野で自身が貢献できる役割を見出すことになります。

情報収集や判断力に優れ雑務を完璧にこなす

ギースは戦闘能力がない代わりに、情報収集や判断力に優れ、あらゆる雑務を完璧にこなす能力を持っています。

パーティの目的地を設定するための情報収集や、強力な魔物と遭遇した際の撤収の判断において、確かな見極めを行います。

また、食料管理や野宿料理、素材の剥ぎ取りなども器用にこなします。

特に料理の腕前は高く、ルーデウスからは達人と称賛されるほどです。

自己管理ができない個性派揃いの黒狼の牙のメンバーが、全滅せずに無事に冒険を続けられたのは、ギースがライフラインを支え、縁の下の力持ちとして完璧にサポートしていたからです。

ギースとルーデウスの関係

ギースとルーデウスは、ドルディア族の村の牢屋で初めて出会いました。

年齢差がありながらも、ギースはルーデウスを「先輩」と呼び慕い、良好な関係を築きます。

その後もミリス神聖国でパウロとの仲直りをサポートしたり、ベガリット大陸でのゼニス捜索活動で協力したりと、何度もルーデウスを支援しました。

終盤で敵対関係になるまでは、互いに信頼し合う良き冒険者仲間でした。

ドルディア族の村の牢屋での出会い

ギースとルーデウスの出会いは、大森林にあるドルディア族の村の牢屋でした。

ギースは捕まっている人族の子供を助けるため、イカサマをしてわざと牢屋に入れられます。

そこで冤罪で捕まっていたルーデウスと出会いました。

最初はルーデウスに対して偉そうな態度をとり、新入りと呼んでいました。

しかし、ルーデウスが獣族の戦士たちを魔法で圧倒する姿を目の当たりにし、その実力と風格を理解します。

この出来事をきっかけに、ギースはルーデウスの強さを認め、態度を一変させて慕うようになります。

ルーデウスを「先輩」と呼び慕っていた

牢屋での出来事以降、ギースはルーデウスのことを「先輩」と呼び慕うようになります。

年齢や冒険者としての経験はギースの方が圧倒的に上ですが、ルーデウスの実力を認めてからは、言葉遣いも丁寧なものに変えました。

牢屋を出た後も、一時的にデッドエンドの旅に同行し、自身の豊富な知識や料理の腕前を披露してルーデウスをサポートします。

ルーデウスもギースの万能ぶりを高く評価し、良い先輩として信頼を寄せていました。

敵対して裏切りを宣告する手紙の中でも、ルーデウスと過ごした時期は本当に楽しかったと本音を綴っており、その慕う気持ちは嘘ではありませんでした。

ゼニス捜索でもルーデウスたちを支援

ギースは、行方不明となったゼニスの捜索活動においてもルーデウスたちを強力に支援しました。

ミリス神聖国でルーデウスとパウロが再会した際、親子の仲違いを見かねたギースは、パウロに助言を与えて二人の和解を助けます。

その後、ベガリット大陸の迷宮にゼニスが囚われていることを突き止めますが、パウロたちの戦力だけでは攻略が困難であると判断します。

そこでギースは、パウロには内緒でルーデウスに対して救援要請の手紙を独断で送りました。

この手紙のおかげでルーデウスたちが駆けつけ、無事にゼニスを救出することができ、パーティの危機を救う大きな支援となりました。

まとめ

本記事では、『無職転生』に登場するギースについて解説しました。

猿顔が特徴の魔族であるヌカ族の生き残りで、元S級パーティ黒狼の牙のメンバーでした。

戦闘能力は皆無ですが、情報収集や料理などの雑務を完璧にこなす器用さで、冒険者としてAランクにまで上り詰めました。

ドルディア族の村で出会ったルーデウスを先輩と呼び慕い、ゼニス捜索など多くの場面でルーデウスたちを支援しました。

しかし、ギースの真の正体はヒトガミの使徒であり、これまでの成功もヒトガミの助言によるものでした。

ルーデウスがヒトガミと敵対する道を選ぶと、ギースは命を救われた恩義を優先して裏切りを宣告します。

最後は真のラスボスとして強者たちを集め、ルーデウス陣営との全面戦争に挑みました。

しかし、寄せ集めの集団であったため敗北し、ルーデウスの攻撃魔術を受けて致命傷を負います。

そして、かつての仲間のギレーヌに別れを告げ生涯を閉じました。

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