『無職転生』に登場するイゾルテ・クルーエルは、水神流の剣士でエリスとニナのライバルです。
美しい容姿と高い実力を兼ね備え、物語終盤では水神流のトップである「水神レイダ」を襲名しますが、実は婚活で苦労するといった一面も持っています。
本記事では、イゾルテの正体や強さ、ドーガとの結婚について詳しく解説します。
イゾルテとは?年齢や身長は

| 名前 | イゾルテ・クルーエル |
| 立場 | 水神流の剣士 |
| 年齢 | 19〜20歳(初登場時)エリス、ニナと同年代 |
| 性別 | 女 |
| 身長 | 170cm前後 |
| 階級 | 水王(初登場時)→ 水神 |
| 声優 |
イゾルテ・クルーエルは水神流の剣士で、剣の聖地でエリスと出会ったときは「水王」でしたが、後に「水神」まで階級を上げています。
少し青みがかった黒髪と、凛とした顔立ちが特徴の女性で、厳格な一夫一妻制を説くミリス教の信徒でもあります。
年齢や身長は
イゾルテの年齢は、初登場時で19〜20歳です。
作中で明言されていませんが、共に修行していたエリスとニナに対して「同い年の子」と言っているので、19〜20歳であることがわかります。
婚活をしているときは、20代中盤ですが、本当の年齢を知っているのはアスラ王国の王女アリエルのみと言われています。
また身長は170cmのエリスと同じくらいの背丈なので、170cm前後です。
イゾルテは水神流の剣士
イゾルテは、防御とカウンターを主体とする剣術である「水神流」の使い手です。
初登場の時点で既に「水王」の実力を持っており、若手の中でもトップクラスの才能を誇っていました。
水神流最強の剣士であるレイダ・リィアの孫娘であり、一番の愛弟子でもあります。
祖母の厳しい指導のもとで過酷な修行を重ねており、感覚で相手の気配や魔力の流れを読み取ることに長けています。
特に殺気を放つ相手に対しては非常に敏感であり、相手の攻撃を的確に見極めて対処する合理的な戦闘スタイルを得意としています。
アスラ七騎士「王の大盾」
イゾルテは後に、アスラ王国の国王となったアリエル・アネモイ・アスラに絶対の忠誠を誓う「アスラ七騎士」の一人「王の大盾」に任命されます。
七騎士の中でも、特にアリエルの近衛を担当する「左翼の三騎士」に選ばれました。
七騎士に選ばれた当初は女性であったため、護衛だけでなくアリエルの身の回りの世話も担当していました。
アスラ王国における剣術指南役も務めており、多忙な日々を送りながら国の中枢を支える重要な役割を担っています。
イゾルテの強さは?水神への道のり
初登場時は水王であったイゾルテですが、その後の努力と才能によってさらなる高みへと登り詰めます。
ここでは、イゾルテの師匠や水神流の特徴、そして作中で見せた圧倒的な戦闘能力や、最高位である水神に至るまでの過程について詳しく解説します。
祖母レイダ・リィアが師匠
イゾルテの剣の師匠は、祖母である初代水神の名前を受け継ぐレイダ・リィアです。
レイダは60歳を過ぎた老婆でありながら、水神流の奥義を組み合わせた「剥奪剣界」という幻の奥義を編み出し、30年近くも水神の座に君臨し続けた伝説的な剣士です。
イゾルテは幼い頃に両親を亡くしているため、兄のタントリスに育てられつつ、この偉大な祖母から直接剣術の指導を受けて育ちました。
レイダは孫娘の才能を高く評価しつつも、強さゆえの慢心を見抜き、さらなる成長を促すために剣の聖地へと連れ出しました。
防御特化の水神流の剣技
イゾルテが修める水神流は、徹底した防御とカウンターを主体とした剣術です。
相手の気配や魔力の流れ、そして殺気を正確に読み取り、そこから的確な対処を行うという合理的な戦法を取ります。
そのため、攻撃の意思を隠さない相手や、力任せに突っ込んでくる相手に対しては無類の強さを発揮します。
反面、自ら攻め込む力や、殺気を隠して戦う相手には弱いという明確な弱点も存在します。
この極端な性質ゆえに、イゾルテは同じ水神流の道場に並び立つ同期がおらず、孤高の剣士として腕を磨いてきました。
闘神バーディガーディの攻撃を受け流す
イゾルテの最大の活躍は、物語の終盤であるビヘイリル王国での決戦で描かれます。
不死魔族の回復力と闘神鎧の圧倒的な力を併せ持つバーディガーディを相手に、最前線でメインタンクの役割を見事に果たしました。
自身に向けられた闘神の強烈な打撃を水神流の技で的確に受け流し、盾役としてザノバやドーガ以上の優秀さを見せました。
防御面におけるその圧倒的な実力は、味方のピンチを幾度も救う大きな要因となりました。
イゾルテの婚活とドーガとの結婚
凄腕の剣士であり美人でもあるイゾルテですが、実は結婚相手探しにおいて大きな壁にぶつかっていました。
理想の高さや水神流の特殊な事情などが絡み、婚活は苦難の連続となります。
ここでは、イゾルテの婚活事情と、ドーガとの劇的な結婚について解説します。
イゾルテの婚活が苦戦し連敗した理由
イゾルテは美人で縁談も多くありましたが、婚活は失敗続きでした。
その理由の一つは、彼女自身が水帝という高い地位にいたため、相手にも「自分と同等以上の王級の剣士」という非常に高い理想を求めていたからです。
また、水神流と縁が深いアスラ貴族からも声がかかりましたが、「イゾルテと結婚する者は名字を捨てる」という水神流の厳しい慣習があり、それを聞くと皆断ってしまいました。
兄のタントリスやアリエル王女からの紹介も含め、21人にフラれるなど、彼女の婚活はまさに連戦連敗の状況だったのです。
ドーガのプロポーズで結婚
連敗続きのイゾルテの前に現れたのが、同じアスラ七騎士であり北帝のドーガでした。
彼は大きな花束を持ち、大勢の門下生の前で突然プロポーズをします。
最初はアリエルの意向を気にして断ったイゾルテですが、ドーガは七騎士の座を捨ててでもイゾルテを守りたいと二度目のプロポーズをしました。
何も持たずとも全てを捨てて自分を愛してくれるドーガの純粋な思いに触れ、彼女の心は動きます。
今まで出会った男性たちとは違う彼の誠実さに気づき、イゾルテはドーガとの結婚を決意したのです。
結婚を機に水神を襲名
イゾルテはアスラ王国で正式な騎士となり水帝の称号を得た後、水神流の奥義を習得し、水神襲名は時間の問題となっていました。
本来であれば少し待つだけで水神になれる状況でしたが、ドーガとの結婚がその時期を早めることになります。
結婚という人生の大きな節目において水神の称号を獲得し、祖母と同じ「レイダ・リィア」という名を名乗ることになりました。
結婚の喜びと、長年の目標であった水神襲名という二つの幸せが同時に訪れたことで、彼女は最高の時を迎えることができたのです。
イゾルテとエリスやニナの親友関係
イゾルテを語る上で欠かせないのが、剣神流の剣士であるエリスやニナとの関係です。
流派は違えど、同世代で高い才能を持つ彼女たちは、修行を通して互いに影響を与え合いました
エリス・ニナと手合わせ
イゾルテがエリスやニナと出会ったのは、祖母のレイダと共に剣の聖地を訪れた時でした。
剣神ガル・ファリオンがエリスを鍛えるためにレイダを招いたことがきっかけです。
そこで剣神流と水神流の交流試合が行われ、イゾルテ、エリス、ニナの三人が立ち合うことになりました。
この手合わせは、互いの流派の特徴を学び合う貴重な機会となります。
エリスやニナにとっては水神流の防御を体験する場となり、イゾルテにとっても剣神流の鋭い攻撃に対応することで、自身の腕を磨く絶好の機会となりました。
奇妙な三すくみ関係
剣の聖地での立ち合いの結果、彼女たちの間には非常に興味深い勝敗のバランスが生まれました。
具体的には、イゾルテはエリスの攻撃を受け流して勝利し、エリスは持ち前の力でニナに打ち勝ちます。
一方で、ニナの隙のない剣技にはイゾルテが敗れるという、まるでじゃんけんのような奇妙な三すくみの関係が完成したのです。
絶対的な強者が一人いるわけではなく、互いの長所と短所が噛み合うこの関係性は、彼女たちがお互いをライバルとして意識し、切磋琢磨していくための大きな原動力となりました。
イゾルテ・エリス・ニナの深い絆
手合わせを通じて互いの実力を認め合った三人は、次第に親友と呼べる関係を築いていきます。
特にイゾルテとエリスにとって、同年代で高い剣術の腕を持つ同性の存在は非常に珍しく、貴重なものでした。
剣の聖地を去った後もその絆は途切れることなく続いています。
後にアスラ王国の王都でエリスと偶然再会した際、イゾルテは彼女が生きていたことを心から喜び、親しげな態度で接しました。
次期国王争いで敵対する可能性もあった中で、友人を失わずに済んだことは彼女にとって大きな救いとなりました。
イゾルテのビヘイリル王国での活躍
物語の最終局面に位置するビヘイリル王国での戦いでは、イゾルテの実力が遺憾なく発揮されます。
水神にまで登り詰めた彼女の剣技は、強大な敵に立ち向かう味方にとって欠かせない防壁となりました。
ビヘイリル王国での決戦にイゾルテ参戦
アスラ王国の中枢で活躍していたイゾルテですが、ルーデウスたちの最大の危機を救うため、ビヘイリル王国での最終決戦に参戦します。
この戦いでは、圧倒的な力を持つ闘神バーディガーディという最強クラスの敵が立ち塞がりました。
イゾルテは祖母から受け継いだ水神流の極意を武器に、この強大な敵へと果敢に挑みます。
彼女の参戦は、苦戦を強いられていたルーデウス陣営にとって非常に大きな助けとなりました。
アスラ王国を代表する騎士として、そして水神として、彼女はその真価を見せつけることになります。
ルーデウスを救うイゾルテのタンク役
決戦において、イゾルテはパーティーの生存を担うメインタンクとして活躍しました。
バーディガーディの放つ規格外の破壊力を持つ攻撃に対し、彼女は持ち前の防御特化の剣技で真っ向から立ち向かいます。
自身に向けられた闘神の打撃をことごとく受け流し、ザノバやドーガをも凌ぐ優秀な盾役として前線を維持しました。
もし彼女の鉄壁の守りがなければ、ルーデウスたちは大きな被害を受けていたことでしょう。
攻撃面に課題はありましたが、その絶対的な防御力は間違いなくルーデウスの命を救う決定打となりました。
まとめ
本記事では『無職転生』のイゾルテについて解説しました。
水神流の剣士として「王の大盾」の異名を持ち、最終決戦でも盾役として活躍しました。
一方で理想や流派の掟に縛られ、婚活に苦戦する一面も描かれています。
しかしドーガという伴侶を得て水神を襲名し、親友のエリスやニナとも深い絆を結ぶなど、彼女は充実した結末を迎えました。

