『黄泉のツガイ』に登場するオシラサマは、東村の麓の田舎でのんびり暮らしている神様のツガイです。
左右様とは旧知の仲で、ユルたちが東村から出てきたときに再会しました。
当記事では、オシラサマの強さやツガイの能力、与謝野イワンや段野ハナとの関係について解説していきます。
オシラサマとは?

| ツガイ名 | オシラサマ |
| 名前・渾名 | オシラサマ(馬はダーリンと呼ばれてる) |
| 契約主 | 農家の老婆(先祖代々、農家の女性と契約を結んでいる) |
| 声優 | 早見沙織 |
オシラサマは神様の類と崇められているツガイで、銀髪の美女と、首に傷のある雄の白馬のツガイです。
女性は馬のことを「ダーリン」と呼んでいます。
オシラサマは人間と共にのんびりと暮らしており、温厚で子供好きな性格が特徴です。
現在は、ダンジを連れて東京に来たついでに、東京観光を楽しんでいます。(ツガイなのに東京土産をたくさん買っている)
オシラサマは東京に来てからは、ユルたちが住むマンションに入り浸っており、アザミの面倒をよく見てくれています。
オシラサマは伝説的なツガイ
オシラサマは、その他のツガイとは一線を画すレベルの存在です。初めてオシラサマを見た人は誰もが驚きます。
デラとハナは「生きてるうちに会えると思わなかった」「マジ生きててよかったっス」と言い、涙を流すほど感激していました。
ロウエイもオシラサマを見たら「サインください」と言うほどです。
オシラサマの主は農家の老婆

オシラサマの主は、東村の麓に住む農家の老婆です。
先祖代々その農家の女性と契約を結んでおり、今の主が亡くなったらその孫娘が次の主となることが生前引き継ぎによって決まっています。
オシラサマの主は戦いとは関係のない一般人です。
オシラサマがダンジと共に都会に行くときは「車に気をつけてね 一般人を驚かせちゃだめだよ」「ついでに都心で遊んでらっしゃいな」と、主が娘のようにオシラサマのことを心配していました。
次の主は女子高生

オシラサマの次の主に決まっているのは、現主の孫娘です。
今は女子高生で、普通に学校に通っています。作中では、アイスを食べながら、祖母(現主)の家に遊びに来ていました。
「オシラサマいないの?」と聞いており、普通の女子高生ながら、ツガイの存在を認知している様子です。
オシラサマの強さや能力は
原作最新12巻の時点でオシラサマの戦闘シーンは描かれていないため、オシラサマの強さや能力は不明です。
ただし、戦うタイプのツガイではないようなので、戦闘力は低い可能性が高いです。
空を飛んで早く走れる
オシラサマの馬の能力として、空を飛んで、早く走ることができます。
東京に来るときは、高速道路を走っているため、時速100km近くまでスピードを出せることがわかっています。
空を飛べる高さについても、オシラサマが東京都庁のてっぺんに上っており、かなり高いところまで飛べるようです。
ツガイの気配を感知できる
オシラサマは遠くのツガイの気配も感知できます。
東京都庁の上から都内を見渡したとき「都にもうじゃうじゃいるのねぇ」と、多くのツガイの気配を感じ取っていました。
広い東京の中で、オシラサマはユルや左右様を簡単に見つけ出しているため、その感知能力はかなり高いことがわかります。
また御陵が影森家を「天と地」で襲撃したときも、遠くから強い気配を感じ取っており、厳しい視線を送っていました。
オシラサマの元ネタを解説
オシラサマの元ネタは東北地方の「おしら様」信仰です。
青森県や岩手県を中心とする東北地方に古くから伝わる民間信仰で、「農業の神様」「養蚕の神様」として広く信仰されてきました。
また「子どもを守る神様」「目の神様」「女性の病を治す神様」としても信仰されています。
黄泉のツガイに登場するオシラサマも子供好きです。
またアサの「封」の力が目に宿っているので、今後オシラサマが何かしら「目」に関する能力を発揮するかもしれません。
オシラサマと馬娘婚姻譚
おしら様信仰の根底には「異類婚姻譚(人間と人間以外の動物の恋物語)」が存在します。
元ネタのストーリーは以下のとおりです。
昔ある農家に、美しい娘と一頭の飼い馬がいました。娘はこの馬をたいそう可愛がり、いつしか二人は深く愛し合うようになり、夫婦となってしまいます。この事実を知った娘の父親は激怒しました。父親は娘がいない隙を狙って馬の首を切り落として殺してしまいます。帰宅して愛する馬の死を知った娘は、嘆き悲しみ、切り落とされた馬の首にすがりついて泣き崩れました。すると、娘は馬の首と共にそのまま空高く天へと昇っていったと言われています。
黄泉のツガイのオシラサマの馬に傷跡がありますが、この首を斬られたこと話が由来となっています。
オシラサマと遠野物語
オシラサマの元ネタとなった、「馬と娘」の悲恋伝説が全国的に有名になったのは、明治時代に出版された『遠野物語』(柳田國男・著)の影響です。
遠野物語の第69段に、岩手県遠野地方に伝わる「オシラサマ」の由来として、この馬と娘の悲劇が記されています。
また黄泉のツガイには、オシラサマ以外にも、遠野物語を元ネタとするツガイが多く存在しています。
まとめ
『黄泉のツガイ』に登場するオシラサマは、銀髪の美女と、首に傷のある雄の白馬のツガイです。
神様レベルのツガイで、東村の麓の村で人間と共にのんびり暮らしていました。
ダンジを連れて東京へ行き、東京観光をしつつ、ユルたちの家に入り浸って子守をすることもあります。
オシラサマの元ネタは、遠野物語にも登場する「おしら様信仰」で、娘と馬の悲恋の物語が由来しています。
今後、物語の中でオシラサマがどのように活躍するのか注目です。




