『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場するアルデバラン(アル)は、プリシラに仕える隻腕で鉄兜の騎士です。
アルデバランの正体は長らく謎に包まれていましたが、第9章で本名が「ナツキ・リゲル」であることや、エキドナとの関係が判明しました。
当記事では、アルデバランの正体や目的、領域展開の能力などを詳しく解説します。
アルデバラン(アル)とは?プリシラの騎士

| 年齢 | 推定40前後 |
|---|---|
| 身長 | 173cm |
| 体重 | 70kg前後 |
| 趣味 | 酒・昼寝・賭け事(弱い) |
| 特技 | 日曜大工・似顔絵・手品・折り紙等 |
| 声優 | 藤原啓治(アニメ1期) / 関智一(アニメ1期以降) |
アルデバランは王選候補者のプリシラ・バーリエルに仕える騎士です。
推定年齢40歳前後の男性で、鉄兜を被り、左腕がないという異様な風貌をしています。
18年前にスバルと同じ世界から召喚されたと自称しています。
プリシラの一の騎士
アルデバランは王選候補者プリシラ・バーリエルの一の騎士を務めています。
かつてヴォラキア帝国の剣奴孤島ギヌンハイブで、約10年間を生き抜いた実力を持つ剣奴でした。
プリシラが自身の騎士を選抜するために開催した武闘大会に参加した際、彼女の目に留まり騎士として拾われました。
アル本人は騎士というより「お目付け役」のつもりでおり、プリシラからは「雑用兼道化」として扱われるなど、少し変わった主従関係を築いています。
9章でアルデバランの本名と正体がナツキ・リゲルと判明
第9章において、アルデバランの真名が「ナツキ・リゲル」と判明しました。明言されているわけではありませんが、スバルの息子だと思われます。
アルデバランの正体について深堀りして解説していきます。
アルデバランの正体はナツキ・リゲル
アルデバランの本名は「ナツキ・リゲル」と明かされました。
第9章でアルデバランは、エミリア陣営との戦いで状況を打破するために、自身の名前を暴食の大罪司教ロイに喰わせようとします。
そのとき「オレを喰え、オレの『名前』はーー」「リゲル。ーーナツキ・リゲルだ」と叫びました。
アルデバランの「ナツキ・リゲル」という名前は、親から一度も直接呼ばれたことのない名前と言われています。
またIFルート「ナツキ・レム」でスバルとレムの間に生まれた子供も「リゲル」と名付けられています。
アルデバランはナツキ・スバルの息子
アルデバランは9章の戦いの最後に、スバルに向かって「大嫌いだ、クソおーー」と言いかけました。これは「クソおやじ」と言いかけたのだと思われます。
つまりアルはナツキ・スバルの息子ということです。
アルはエキドナに創られたと言われていましたが、あくまでアルデバランとして育成されたということで、ナツキ・スバルという親がいたようです。
魂の複製などによって生まれた可能性もあるので、100%の事実は判明していませんので、今後さらに明かされる情報が期待されます。
ただし、IFルートのスバルとレムの息子のリゲルとは別人と考えられます。
IFルートリゲルは青髪で鬼族特有の角もありますが、アルデバランにそういった特徴はありません。

アルデバランの素顔は

アルデバランの素顔の全貌は未だに公開されていません。
アニメ第3期でアルの目元が映されたときに、画面を明るさを上げるとスバルに酷似している目が描かれているのがわかりました。
アルは常に鉄兜で顔を隠しており、その理由を「醜い姿を見せたくないから」「自分の顔が嫌いだから」と説明しています。
実際に素顔を見たプリシラは「つまらん顔」、アラキアは「ブ男ってほどじゃない」と評価しています。
アルデバランは異世界人ではない
アルデバランは自身がスバルと同じ異世界から来たような口ぶりをしていました。
しかし、スバルの息子やエキドナに創られた存在であるならば、異世界人ではないことになります。
それなのに、アルは異世界人ではないのに日本の知識や言葉を知っています。なぜ日本の知識を持っているかは、未だ謎に包まれています。
スバルの魂や記憶をなんらかの方法で受け継いだか、「死者の書」を通じてスバルの記憶を自身にインストールしたためではないかと考えられています。
アルデバランはエキドナのよって創られた存在
アルデバランは嫉妬の魔女サテラを殺すために、400年前にエキドナによって創り出された存在です。
エキドナは「誰も、ボクが創った君には勝てないよ」と言いました。
この「創った」というのが、ゼロから生み出したことなのか、育成したということなのか、正確な意味は明かされていません。
また「アルデバラン」という名前を付けたのもエキドナで、「アルデバラン」という星は、プレアデス星団(通称すばる)を追いかけるように昇ることから「後追い星」という別名を持っています。
夢の世界(茶会)でアルはエキドナから魔法などを学んでいました。
どの魔法を修得するかを決めるときに、アルは土属性と答えました。その理由は「土やら石やら一番小回りが利く。地味でせこくて最高だね」とのこと。
またサテラを封印するために、高度な陰属性の禁術である「オル・シャマク」も習得しています。
アルデバランはエキドナの期待に応えられなかった

アルデバランは嫉妬の魔女サテラの討伐に失敗しました。
「領域展開」による死に戻りを駆使しても「何億回試してもダメだった」と、アルは絶望を語っています。
エキドナはサテラに敗北すると、「もうこうなると、なりふりを構っていられない、勝利条件を変更しよう」と言い、最後にアルデバランを「オル・シャマク」で封印しました。
そしてアルデバランの封印が解け、意識を取り戻したのが400年後の現代となります。
「ロズワールの先生」と「アルデバランの先生」は別人なのか
アルデバランに教えを授けたエキドナと、ロズワールが「先生」と慕うエキドナが同一人物であるかは疑問視されています。
エキドナはアルデバランとの会話の中で「ベアトリスを造ったなら、あちらは体験できたのかな」と、ロズワールの先生とは別の個体であるかのような発言をしています。
またアルが嫉妬の魔女サテラとの戦いに敗北したとき、エキドナは四肢を奪われ死の寸前となりました。
ですが、4章の最後に、聖域の墓所でロズワールとベアトリスが眠るエキドナに対面しましたが、肉体に外傷はありませんでした。
このようにエキドナという名前でも、同じ人物とは限らないのです。
アルデバランの左腕を奪ったのは嫉妬の魔女
アルデバランは400年前、嫉妬の魔女サテラとの戦いの中で左腕を失いました。
本人は召喚されてすぐにヘマをして腕を失ったと語っていましたが、実際は400年前にサテラを殺す使命に挑み、敗北した際に奪われたものでした。
何億回もの死に戻りを繰り返すもサテラには通用せず、嫉妬の魔女の操る影に左腕を奪われてしましました。
アルが左腕を奪われたとき、エキドナはアルのことを庇います。エキドナは手足をすべて失い、ただ死を待つだけの無惨な姿に成り果てました。
そして死の間際に、夢の世界の中で最後の言葉を交わして、アルをオル・シャマクで封印したのです。
アルデバランの死に戻り(領域)の権能を解説
アルデバランは「領域」と呼ばれる、独自の死に戻りのループ能力(権能)を持っています。
これは特定の空間内で自身の死を無数に繰り返し、万に一つの生存の道を手繰り寄せることがです。
セーブポイントを設定し短期間の死に戻りができる
アルデバランの能力は、自身の意思で「領域」を展開し、その展開した時点をセーブポイントとして短い時間を繰り返すことができるというものです。
「領域展開、マトリクス再定義」という言葉と共に、死に戻りのポイントを決定します。
スバルの死に戻りとは異なり、自分でセーブポイントを決められますが、短期間のやり直ししかできません。
また一度セーブポイントを更新すると、二度と前の時間に戻れない欠点もあります。
被害者と加害者
領域において、アルは弱者であり被害者です。極小の勝機を見出し、掴み取るために『領域』に縋る被害者となります。
そしてアルに領域を強いる相手が加害者となります。
通常、領域の主導権は被害者であるアルが持ちます。自身で設定した時間と空間の中で、死に戻りによる無限の挑戦ができます。
しかし、時折『バグ』が発生します。バグが起きると、領域の主導権が加害者(相手)に替わります。
主導権が入れ替わると、相手がいくらアルを殺しても、アルは何事もなかったように復活(死に戻り)します。
このときアルは自分が死に戻りしていることは認識していません。多くの場合、相手が永遠に続くループに精神崩壊を起こしてしまいます。
傲慢の魔女因子による権能なのか
アルデバランは傲慢の魔女因子を持っていません。
長らく「領域(死に戻り)」の能力は傲慢の権能によるものではないかと噂されていましたが、9章でアルが魔女因子を持たないと明言されています。
しかし、魔女因子を持っていなくても、領域の能力は傲慢の権能に影響されるものではないかと予想されます。
おそらくスバルが傲慢の魔女因子を持っており、息子(あるいはそれに類似するなにか)であるアルが、傲慢の権能に近しい能力を使えるようになったと考えられています。
作中では、権能の世界へ干渉する扉が半開きになっていると表現されています。
アルデバランの目的と行動を時系列で解説
アルデバランの目的と行動は、原作小説43巻の以下の文章に集約されています。
『魔女』の教えを受け、その願いのままに『魔女』を殺そうとした。──失敗した。
プリシラと出会い、彼女を王にすることで『魔女』を殺そうとした。──失敗した。
初心に戻り、ナツキ・スバルを除くことで『魔女』を殺そうとした。──失敗した。
このことから、やはり嫉妬の魔女サテラはエミリアであり、エミリアを王にさせないことが重要な目的であることがわかります。
アルの目的と行動について時系列順にまとめました。
400年前 エキドナがアルデバランを創る
アルデバランは400年前「嫉妬の魔女サテラ」を始末するため、エキドナによって創り出されました。アルはエキドナの夢の世界(茶会)で土魔法や陰魔法を学びました。
サテラに敗北しオル・シャマクで封印される
アルデバランはサテラに敗北し、左腕を失います。エキドナは勝利条件を変更し、二次被害を阻止するという目的のため、エキドナはアルをオル・シャマクで封印しました。
剣奴孤島ギヌンハイブで目覚める
400年の時を経て、アルデバランは封印から目覚めました。場所はヴォラキア帝国の剣奴孤島ギヌンハイブです。アルは10年以上もの間、剣奴として過酷な殺し合いの日々を送ることになります。
剣奴孤島を出てエキドナと夢の世界で再会
アルデバランは剣奴孤島を脱出し、夢の世界でエキドナと再会を果たします。墓所以外からエキドナの元へ行き着くも、そこにいたのはアルの知るエキドナではなく、感情のない強欲の魔女でした。
王選候補のプリシラの騎士となる
プリシラが王選へ立候補するため、騎士を見つける武闘大会を開催します。そこでプリシラの目に止まり、アルは騎士に認められました。それからスバルたちと出会い、水門都市プリステラの戦いなどにも関わります。
ヴォラキア帝国でプリシラ死亡
ヴォラキア帝国を襲った『大災』によって、主であるプリシラが命を落としてしまいます。失意の底に沈んだアルは、プリシラの死者の書を読んで彼女の足跡を辿るという名目で、スバルたちと共にプレアデス監視塔へと向かいます。
スバルを封印するも敗北
アルデバランはスバルを世界から排除するために「オル・シャマク」で封印します。封印したスバルをモゴレード大噴口に廃棄しようとするも、エミリア陣営や、フェルト陣営と戦い敗北してしまいます。
アルデバランはその後どうなったのか
アルデバランはエミリア陣営に敗北。スバルは死に戻りの力で、オル・シャマクで封印される前の時点に戻ります。
アルデバランはスバルを封印しようとするも、逆にオル・シャマクのカウンターを受け、アル自身がオル・シャマクの黒球に封印されてしまいました。
激闘の末に敗北したアルは、為す術もなく小さな球体の中に閉じ込められ、スバルの胸元に首飾りとして下げられるという結末を迎えました。
まとめ
アルデバランはプリシラの騎士であり、エキドナに創られた存在です。そして9章では、本名が「ナツキ・リゲル」であることが判明しました。
エミリア陣営を苦しめるも敗北し、オル・シャマクによって封印されてしまいましたが、アルの正体にはまだ謎が多く残されています。
これからアルの過去や残された伏線がどのように描かれるのか、今後の展開にも注目です。




